2009-07-19

Best Before ・・・

日本の消費者には特に気にされ犯罪にもつながってしまう「賞味期限」。
日本語で漢字で書くと、「味わって食べられる最後の時」。
英語で表記されているのは、「Best Before」。

日本のスーパーでは、ほとんどの人が商品を手に取り、製造日や賞味期限を確認してからカゴに入れる。
もっと言えば、陳列されている商品の中で一番新しい物を買おうとして比較をする。
ところが、海外でそういう行動を取る買い物客をほとんど見ない・・・まぁ、日本人と一部のアジア系の人種のみ。
と言うのも、期限を1分1秒でも過ぎたら、食品が毒に変わるとは誰も思ってないから。
物にもよるが、2~3日過ぎても、1週間過ぎても、平気で食べるし売っている。
だから、ジョークで使われるように、昨日まで「Best」だったから、今は「Better」期間で大丈夫とか。。。

日本の大手コンビニ・チェーンが、賞味期限切れ間近の製品の値引きを禁止して廃棄させようとしていたなんてもっての外。。。
食べられる物を消費せずに廃棄しようなんていう発想自体が、裕福になり過ぎた日本人のおごりでは?
いつも言われるように、地球規模で見れば、飢えを知らない国々はほんの一握りで、多くの人間が食べ物の無い生活をしているのに。

なぜこんな事を急に言い出したかと言うと、チラシの値引き以外に賞味期限に関係した値引きは無かったのに、1ヶ月くらい前からシドニーのスーパーでもチラホラと賞味期限直前値引きが見られるようになった。
今日は、Best Before 明後日のピザを2枚・・・今日中に冷凍すれば当分大丈夫。。。
カマンベール・チーズ200g Best Before 明日・・・これは、ちょっと辛いかも知れないのでヤメ。。。と思ったら、隣のは7月9日。ここまで棚に残しておくかぁ~って感じ。

ちなみに、ジャカルタでもそうだったし、シドニーでもそうだけど、日本食スーパーで売られている日本の納豆は全て冷凍で既に賞味期限切れ。(だと思っているけど、中には違うのもあるけど)
地の果てシドニーでも日本の納豆が食べられる・・・それだけで賞味期限なんて関係無くなってしまう。
何でも作りたてが1番なのは間違って無いにしても、その日付だけに踊らされるのもいかがなものかと。。。
適当な保存・販売方法で、ムダ・ゴミを無くすのが1番大切だと思うけどなぁ。

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