2009-07-08

また追加減便の関空

また雨週間になってしまったのか、シドニーから青空が消えて厚い雲に覆われている毎日。
おかげで、極端な朝晩の冷え込みは無くなって、8~17℃で湿度の高い日々が。


どうしても気になってしまう航空便の話・・・
定期的に日本に帰ることを考えると、どうしたら安く便利に飛べるのか。

今までも何度か書いたように、日本の空港政策は全く意味をなさず、ただ公共工事をいかに増やして税金を使うかのみ。
JALもANAも不況を理由に関空路線を再び減便するらしい。
幹線についてはほとんど止めてしまったので、今回は中国線や国内線が対象になるらしいが。。。

今の大阪圏には、関西・伊丹・神戸と3空港有り、羽田と同様に国内線は便利な伊丹に残り、追いやられた国際線は需要の少ない関西より成田に行ってしまう。
最終的に関西に残るのは、成田に入れてもらえないマイナーな航空会社と確実に利益の上がる路線のみ。
毎年のように減便が続き、何の為の2本目平行滑走路だったのか?!
風に関係の無い平行滑走路で、ただ埋め立て用の土を和歌山県から買うだけの目的だったのか??


関空のみならず、先月やっと開港できた静岡空港・・・
何十年もかけて開港した空港の立地をどうやって決めたのか大きな疑問符が。
1日に9往復しかない定期便の中で、開港1ヶ月で17便欠航・12便行先変更。
7月6日には6便欠航と悲惨な運行状況。

大韓航空に至っては、7月の何便かを事前欠航・・・天候不順で欠航や行先変更による運行被害を最小限にする為の処置。
このまま行くと、静岡撤退も時間の問題かも・・・
「自民」対「民主」の話題をさそった県知事選の結果、新知事も選ばれた事だし、富士山静岡空港の行方は?!

基本的に、この狭い日本の中にこれだけの数の空港を作って、役割分担をさせたように見えても、利用者からみたら空港へのアクセスと接続性が利便性を図るポイントだが、国際線と国内線が共存する空港は日本には一つも無い。
成田は羽田頼み、関西は伊丹頼み、中部・福岡・・・は国際線が少ない。
作ってしまった今となっては手遅れ感が強いが、これからは空港を作るよりも閉鎖する努力が必要なんでは?!

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