2009-02-28

星空映画会

今日は、久しぶりにゴージャスな一日で、
ここ数週間、雨模様の週末だったんで、近所から朝から芝刈り機のエンジンの音が響く。。。

今晩は、近所の公園で、8時過ぎから「星空映画会」が開かれている。
ちょっと日本では聞かないイベント。

まずは場所、公共の公園だけど、もちろん芝張りで、サッカーのコートが取れて、
クリケットの練習ネットやソフトボールのバックネットも装備されてる。
日本では、管理の問題が発生したり、予約システムや料金が先にとりだ足されるだろうけど、
ここは、普段からあまり利用されず、平日の朝晩や週末に個人でボールを打ったり蹴って楽しんでる程度。
もちろん、日本でこれだけ芝が張られてると、すぐに立ち入り禁止になりそう。

どんな風に、映画を上映するのかと思って、約2時間前に見に行ったら、
グラウンドの隅のバックネットの前に、大きなスクリーン。
とは言え、このスクリーンは、縦横12mx12mくらいの「風船」。
両側からコンプレッサーで空気を送り込んで、板状の風船を立たせてる。
これに、映写して、グラウンドの端からでも見えるようにするらしい。

会場の端では、もちろんBBQをして、飲み物も用意し、
2時間も前から家族連れで、それぞれ折畳み椅子や折畳みベッド、シートを持って集まって来ていた。
もちろん、映写会の入場は無料。
だけど、ボランティアが小さなバケツを持って、募金集めをしていた。

日本には、娯楽が多過ぎて、こんなシンプルなイベントが無いのか、
全てが商業的になってしまって、儲けの出ないイベントは開かれなくなったのか、
家族揃って週末の晩に時間を共有するなんて事はなくなったのか・・・
もちろん、こんな場所が無いのは確かだけど、誰も考えないんだろうなぁ。。。

2009-02-27

高速道路料金

気温は20℃前後と、夏にしては肌寒い日だけど、
今日も明日も、ゴォ~~ジャスと言うに相応しい日々らしい。
確かに、今日はスッキリ晴上がった日だった。
ちなみに、このゴージャスという言葉、ホントの英語では日本のゴージャスの意味とチョット違う。
一般的に、「素っ晴らしい」「信じられなぁ~い」系統の言葉が、ゴ~ジャス。


日本では、あまり普及しなかったETC。
最近になって、個別の割引制度が適用されるようになったりして
徐々に広まって行ってるような噂を。
確かに、偶に日本に行ってレンタカーを借りても、ETC端末が装備されてる事が多い。


もちろん、オーストラリアでも、Cashlessの通行料金徴収の仕組みがあるけど、日本のETCとはちょっと違う。
ETCが、車にクレジットカード読み取り装置を装備して、それに個人のカードを挿入するのに対して、
Australiaでは、eTagと呼ばれる、ちょっと厚めのクレジットカードサイズの読み取り機を保証金を払って借りる。
だから、日本のETCの読み取り機設置費用とは比にならない。

もう一つの大きな違いは、日本が料金徴収ポイントで、「スピードを落とせ」と言ってるのに、
Australiaは、「スピードを落とすな」と言っている。
日本では、各ポイントにバーが装備されて、それを壊さないように減速を指示してるけど、
元々Cashlessにしたのは、車の流れを変えずに通す為で、減速するのなら本来の目的が達成されてない。
そもそも、Australiaでは徴収ポイントにバーは装備されてないし、今までの料金徴収小屋の撤去を進めて
運転中に感じる料金所の圧迫感を無くそうとしている。
読み取りセンサーは、道路上のどこでも設置できるし。。。

じゃぁ、Australiaで読み取り機を持たずに通過したらどうなるか。
意図せずに通ってしまったら、Driverが24時間以内に電話で申告する。
それがされないと、車の所有者に支払いの督促状が送られてくる。
日本の料金所にも防犯カメラが設置されてる訳で、何でバーを付けて、その場で止め様とするんだろう?!

どっちにしろ、この大陸Australiaで、通行料金を取っている道路は、Sydneyで7本、Melbourneで2(?)本かな。
それも、1本に1ヶ所の料金所で、そこを通過する時だけ料金徴収される。
Sydneyの4本は、シティから5km足らずのところにある、HarbourBridge、HarbourTunnel、CrossCityTunnel、
とLane CoveTunnel。
Sydneyから北へ1,000km以上、GoldCoast、Blisbane,Cairnesまで走ってもタダ。
南へ800km以上、Canberra、Melbourneまで走っても、Sydneyを出る時に取られる3.8ドルだけ。

日本でも、休日千円のFlatRateが導入されるらしいけど、
今年に入ってSydneyのHarbourBridgeとHarbourTunnel共にCashlessになり、
今月からは、日々時間帯に依って別料金が徴収されるようになった。

2009-02-26

自動車事故

今日も1日、ドンヨリ曇った湿度の高い日が。。。
一応、雨は降らなかったようだけど、夕方には入道雲があちこちに。。。



麻生氏とオバマ氏の日米首脳会談。
アムステルダムのトルコ航空機事故。
と、言いたい事は山ほどあれど、今日は自動車事故について。

だけど、知らないからだと思われるといけないんで、
とりあえず、トルコ航空機は、登録番号TC-JGEのB738。
初飛行は2002年1月の機齢7歳になったところの若い最新のモデル。
Australiaの国内線では主流・・・先々週のTasmaniaへも往復乗ったモデル。



で、自動車事故に戻って・・・
何故今日かというと、社内メールで、会社の出入り業者の従業員が
自動車事故で亡くなったいうニュースがまわって来たから。
仕事中では無かったけど、助手席でシートベルトをせずに乗ってた時に衝突し、
フロントガラスを破って飛び出してしまったのが原因だとか。
シートベルトをしていたら、命は助かっただろう・・・と。

Australiaに来てビックリした事の一つが、
年間交通事故死者数が、この大陸全体で300人台だったこと・・・
日本で、1万人を割ったとか割らないとか言って時に。
この車依存生活を考えたら、脅威の数字だと思った。
だから、今日のメールのように、自動車事故で亡くなったと言うのは、
大きなニュースになる。

日本とAustraliaの数字の違いは、どこから来るんだろう。。。
日本では、死亡事故が起る度に、「制限速度をxxキロ超える猛スピードで・・・」
って記事が書かれるけど、キレイに舗装されて、車線がはっきりして
40キロ制限の道路を70キロで走ったのが原因にされるなら、
それは事故原因にする為の速度制限で・・・誰も制限速度以下で走ってないんだから。
前後にパトカーが居たり、ネズミ捕りしてない限り。。。

Australiaの幹線道路は、70~90キロ制限だし、
普通の人間は、自分の技術以上のスピードで走ると、
恐怖心が起って自然にスピードを落とすハズ。
Austoraliaの郊外で、センターラインも引けないような狭い簡易舗装の道路で、
速度制限無しで100キロまでOK。と言われても、決してそこまで出せない。

日本のように、制限速度40キロ、平均速度60キロ、技術的安全速度80キロで、
複数車線を違う速度の車が走ってたら、そりゃぁ加速・減速の連続で、
一瞬の判断を違えれば、前の車に当たってしまう。後ろの車に当てられてしまう。

日本では到底使い物にならない、クルーズコントロール・・・一定速度保持装置。
Australiaでは、一般道でも使う機会は多々ある。と言うことは、
ほとんどの車が同じ速度で走ってるから、長時間一定速度で走っていられる。

もう一つには、交通信号が少ないという理由もあるけど。
止まる為には減速するし、一度止まれば加速する訳で、
ここでも、違う速度で走ってる車が多く存在する。

色々と書いては見たけど、1番大きな理由は、Driverの気持ちの「ゆとり」かな。
日本では、路地から幹線道路に出る時に、ちょっとのスキを見つけて、
幹線を走る車を怒らせてでも合流しようとするのに、
Australiaでは、幹線を走る車にブレーキを踏ませるような事はしない・・・
安全に合流できるまで、5分でも10分でも、とことん待つ。

今始まった事ではないけど、日本に、日本人に、一番欠けてるのは、気持ちの余裕、心の余裕かな。
1分1秒を縮める為に交通事故を起こしたり、1円の儲けを増やす為に不正をする。

2009-02-25

円安ドル高

やっと、普通のSydneyに戻ったと思ったら、
今度は、雷雨週間に入ったように、時たま日が差す事はあっても、
厚い黒い雲に覆われた日々・・・それに、雷鳴。。。
ところで、日本の皆さんは、Melbourneの火事の事を覚えてますか?
死者は200人を超え、鎮火した地域では先週あたりから帰宅を許された人々が・・・
ところが、待っているのは無残に焼け落ちた自宅の残がいだけ。
火事は、まだ続いてるんですよ・・・昨日新たに出火した所もあったりして。
しばらく30℃を下回る気温が続いてたのに、
今日・明日は、Adelaide・Melbourneでは、38℃予想。


やっと円安・・・と言うか、まだまだ円高の部類だろうけど、
超円高から円高に。。。
気持ちだけでも円安に向ってくれたのは、我々には朗報。
去年の後半に、100円を越えていた豪ドルが、
あれよあれよと言う間に、数ヶ月で60円以下に。

日本で円だけで暮らしてる方々には、ピンと来ないでしょうけど・・・
消費者は輸入品の値下がり、輸出企業は収益の悪化くらいで。。。

我々は、先月まで10万円の給料があったのに、突然6万円になった感じ。
そりゃぁ、昨今の契約打ち切り・解雇で突然0円になるよりは良いけれど・・・
多少なりとも、この円安への動きは、昇給通知やボーナスを貰ったような。。。

これだけ景気が悪いと言われていた日本の通貨が何故か買われてた訳で、
今回の円安へ向い始めた理由が、先週の中川氏の醜態が世界中に配信され、
財務大臣があれじゃぁ危ないと世界に認識されたからだ。
という噂もあるし、日本のGDP値が欧米より酷かったからだ。
という噂もあるし、麻生内閣の支持率だったり。。。
まぁ、皆さんのいろんな思惑があるんでしょう。。。

2009-02-24

ガソリンスタンド事情

今日のSydneyは、朝からSydney Blueのいつもの天気。
気温25℃、湿度30%の青空は、日本では、北海道を除くと年に何日かしか無いような。

日本でのガソリン価格は、ほぼ毎日一定で、地域の競合店の値段は、ほぼ同じに揃えられている。
まぁ、特定の割引クーポンを持っていたり、極端な原油の値上がり・値下がり無い限り、
昨日給油しようが、明日給油しようが、値段の変化は無く損得意識は無いはず。
だからこそ、去年のような極端な原油の値上がりの時は、みんなアタフタしてしまって。。。

ところ変わってSydneyでは、ガソリン価格は日々変化。
同じ地域でも値段はバラバラ。
基本的に、水曜日の午後が一番高く、水曜の朝が一番安い。
具体的には、水曜の朝115セント/Lだったのが、夕方には135セント/Lになる。

この現実の裏には、色々な理由があって・・・
日本では信じられないような、木曜日の「ShoppingNight」が存在する。
木曜日以外は5時に閉店するけど、木曜日だけは9時まで営業。
これは、給料が週給制で支払われ、その給料日が木曜日だった名残だとか。
毎週給料を貰ったら、金を持ってるうちに、すぐに使わせてしまおう。という作戦!

この週給制の名残は、ガソリンの値段だけではなく、
不動産賃貸の価格は、週額表示されている。
実際の家賃支払いは、2週間毎であったり、月毎であったり。

日本の自家用車の使用頻度を考えたら、
じゃぁ、みんな火曜の晩か、水曜の朝に給油すれば安く上がるのに・・・
と思われるでしょうが、Sydneyの事情はそう簡単では無い。
タクシーを含めて、半分近くの車は4L以上のEngineを持つ車。
その上、通勤で毎日150km走る・・・と言うのは珍しくない。
と言う事は、60~70Lの燃料タンクを満タンにしても、1週間はもたない。
少なくとも、週に2回は満タンにしないと。。。

年間1万キロも走らず、富の象徴のように家々に飾られている日本の車と違って、
Sydneyでは毎日の必需品。
だから、距離は走ってない、値段は安い、
大量の中古車が日本からAustraliaに輸入されてるのを知ってますか?

ガソリンスタンドに戻って、
最近は、Australiaの2大SuperMarketChainが、CaltexとShellと提携し、
系列スーパーで$30以上の買い物をすると、レシートが4セント/Lの割引券になる。
残るBPやMobilも、店内で$5以上の買い物をすると4セント/L割引してくれたり。
最近は、系列スーパーで週に$150以上買い物したら、15セント/L割引券をくれたり、
顧客の囲い込みが進んでる。
そのおかげで、ガソリン価格が下がらなかったり。

そもそも、Australiaのガソリンスタンドは、全て「セルフ」形式で、
ポンプが数台しかないような小さな店では店員は一人。
それに、ガソリンスタンドが、日本でいうコンビニのように何でも売ってる。

2009-02-23

日本の政治経済動向

今日のシドニーは、
朝からドンヨリ曇ってたけど、日が暮れてからピカドンの連続で、
時折、ヒョウかと思えるような大きな雨粒の雨が降っている。

麻生氏がアメリカに行って、しばらくは日本の政治ネタ離れられるかと思っていたのに、
週始めの月曜日の朝、会社に着いた直後にコーヒー取りに行ったら、
バッタリ会ったAussieに、今の日本の経済って酷いらしいなぁ~って。。。

彼は、きっと日本の去年のQ4のGDPが、年率換算で-12.7%だった事を引用したんだろうけど、
こう言う場面で日本人として困るのは、
 首相が毎年替わって名前を覚えられない。何で、そう頻繁に変わるんだ?って聞かれた時。
 日本経済がそんなに悪いのに、何で経済援助ができるのか?って聞かれた時。
 どのくらい悪いんだ?って聞かれても、他の国の貧困から見たら、日本の現実を言っても信じてもらえない。
日本経済の悪化は、最近始まった事じゃなくて、今になって世間に数字で表現されなかっただけのこと。
と言うしかない。

21年度予算や補正予算について、
今日もまた、麻生氏と小沢氏の罵り合い。。。
アメリカの新大統領オバマ氏と単純比較するのは良くないけど、
日本の党首達も、もうちょっとSmartに立ち振る舞えないのかなぁ。

第三国に住んでいると、日本もアメリカもオーストラリアもドイツも、
みんな同等に比較の対象になってしまう。
中川氏の醜態が世界中に放映されて間もない今、
これ以上の日本政界からの話題作りは要らないと思う。

2009-02-22

営業時間

昨日、廻ってきた日本のテレビドラマを見ていたら、
昔は無かったような、女子大のコマーシャル、政党のコマーシャル、等々
日本に居る頃はには考えられなかった。。。
もう一つ気になったのは、それほど珍しくも無い、ボーリング場のコマーシャル。
だけど、最後に「朝6時まで営業」 何時から営業かは説明されてない。

昔々、日本が第一次ボーリングブームの頃、早朝サービスがあって、
「朝6時から営業」だったのに、時代が変わると「朝6時まで営業」。
従業員のことを考えたら、中途半端に3時4時で終わるよりも、
6時なら電車もバスも動き出してるし、労使双方共に便利かな?!


最近の日本は、年中無休、早朝・深夜営業が普通になってしまったらしいけど、
そもそも、コンビニの走りだった7-11が、
朝7時から夜11時までの営業で長時間営業が便利だと思われてたのに、
それが今や、ほとんどのデパート・スーパーの営業時間が延び、
コンビニは24時間営業が日本の主流。


さて、ところ変わってSydneyでは、
大手スーパー・チェーンは、7-11が主流。
コンビニは、ほとんど無く、ガソリンスタンドが、それに似た機能を果たしてる。
他の商店は、デパートも含めて、毎日5時には閉店。
週に1度、木曜だけはShopping Nightで、ほとんどの店は夜9時まで営業。
土・日・祝日は、ほとんどの店が午後4時には閉店。
これは、従業員の週末の時間を確保する為。
日本の慣習から見たら許せないような環境でも、
店員さん達も一人の人間で、それぞれの生活を尊重してもらわないと。。。

その極め付けがスイス。
ここ数年、週末も開店してるスーパーが存在するようになったけど、
それまでは、週末営業してるのは、ホテル・レストラン・それにホットドックの屋台。
日本に帰る前に、週末にお土産を買おう。なんて思ってたら、エライ目に遭ってしまう。

国それぞれで、国民性が違うけど、従業員・店員の生活を重視するのか、
消費者・顧客の要望を重視するのか、意見は分かれるところだと思うけど。。。
どっちが良いかは、立場が変われば変わってくるし。。。

2009-02-21

検針頻度

天気予報的中・・・今日は、雷雨予想だったら、
なぜが真昼間は雷が鳴って、雨がザァ~っと降って。
夕方からは肌寒くなるし。。。

日本で、xx電力・xxガス、xx水道局と契約をすると、
検針員と呼ばれる人々が、毎月家まで検針に来てくれて、
検針票を置いて行き、いずれ検針票を元に作られた請求書が送られてくる。
が、少なくとも10年前までの状況だったような・・・
最近は、日本でも銀行引落しやCreditCard払いが進んで、
請求書の流れは違うのかも。。。

何で、今日こんな話題を取り上げたかというと、
Sydneyでは、電気・ガス・水道のいわゆる生活基盤の検針・請求・支払いは3ヶ月に一度。
2月はその検針月で、請求書が送付されてくる。

日本に居る時は、そんなもんだと思って、毎月の支払いをしてたけど、
何で3ヶ月では無いんだろう。。。
「月給」を貰ってるから、無くならないうちに毎月払いたい人も少なくないかも知れないけど、
検針・請求業務を1/3に減らしたら、企業の経費はどれだけ減るんだろう。
支払いが終って数週間経ったら、また次の請求書が送られてくる・・・と言うよりは、
あぁ~、またこの時期かぁ~。と思う方が、心にゆとりが。

その上、Sydneyの請求書の裏には、今回と前回、前年同期の使用量と請求額の比較グラフが載っている。
もっと言えば、検針を自分でして申告する事もできる。
引越の時などは、転居元の精算には、
指定日に検針に来てもらう
自分で検針して申告する
以前の使用量から計算する
の3つから選択できる。

企業のCost削減や雇用の確保等々、一筋では片付かない事情があるのは確かでも、
今までの日本の慣習や「キッチリ」したServiceを考え直しても良いのでは。。。

2009-02-20

成田上空の乱気流

せっかく晴れて、30℃近い夏に戻ったと思ったら、
午後からは雲が増えて、この週末はまた雨・雷雨予報。
そろそろ、庭の芝刈りしないといけないのに。。。

今日は、もうちょっと違う話題を考えてたのに、
午後から成田の乱気流事件を見たら、やっぱり指がそっちに動いてしまう。。。

PhilippinesのManilaから成田に飛んでいたNorthWestAirlinesのB744。
一昨年10月のA380就航までは、世界最大の旅客機だったのに、
成田着陸前の待機中に乱気流で怪我人が出たらしい。
そのうち二人は重体だとか。

この手のNewsで、いつも取り上げられるのは、
§ SeatBeltをしていたか。 と
§ 機長がSeatBelt着用のSignを出していたか
毎年、40~50回の離着陸を経験する中で、いつも感じる事は、
離陸後、SeatBeltのSignが消えた直後に、
機内中から、カチャ、カチャ、カチャ、カチャとBeltを外す音が。
トイレに立つ訳でも無いのに、何故みんな自らの安全を放棄するのか。
座っている間に苦痛を感じるほどの代物ではないと思うのに。
Signが出てる出てないの問題では無いと思うんだけど。

少なくとも、空気の中を移動している以上、車のような前後左右の2次元の動きだけでなく、
飛行機が、上下を含めた、予期できない3次元の動きをするのを認識して乗らないと。
数年前には、飛行機だけでなく水中翼船でも同じような事故が。
釜山便や種子島便が、鯨や流木に衝突して急激に速度が落ちるだけでなく、
垂直落下して座席から投げ出されたり。

ここで、日本人の危機意識まで話を広げるのは良くないけど、
数年に一度乗る事があるヨーロッパ-日本線で、大量の燃料を積んでる分だけ、
巡航高度に達するまでに時間がかかり、離陸後30分も経つと、
日本人の高齢夫婦が席を立って、トイレに行き始める。
一人が立つと、連れションのように次々と・・・CAも着席してるので、
気が付かないのか、気が付かない振りをしているのか。
特に、欧州系の航空会社の場合、言葉が通じずに客に言えない事もあるだろうけど。

結論から言えば、自分の命を考えたら、着席中は最低限Beltをしておくしかないだろうな。

機体について言えば、Manila発、成田経由、LosAngels行きで、
成田着12:40、成田発15:35が、20分早着だったにもかかわらず、
2時間遅れで17:40に無事に出発したらしい。
成田でのGateも到着時と出発時で換わっていたし、
どこかに連れて行って、5時間で機内の応急修理をしたに違いない。

2009-02-19

経済的思考

朝から久しぶりの青空・・・それに気温も高い。
シドニーの「雨季」は終ってしまったのか。。。
どっちにしろ、半袖の季節が再びやって来たのは確か。

日本の昨年の第4四半期のGDPの下落が、年率換算したら-12.7%という
話は数日前にしたけど、その時のNewsで日本のマスコミが訴えていたのは、
企業の投資の下落と消費の大きな下落。
だけど、消費の下落は年間値で-0.4%。
毎月20万円消費してた家庭が、19万9千2百円になっただけ・・・
これは、家庭支出の大きな下落に当たるんだろうか??
20万円のうちの800円は誤差の内なんでは??

日本と大きく違う欧米の支出の考え方・社会構造とは・・・まず社会保障。
いわゆるサラリーマンの収入を考えてみると、
Australiaの制度は、雇用者が基本給の9%以上を給与とは別に、
各社員の年金口座に払い込まなければならない。
日本との大きな違いは、払われた給与から年金保険料を搾取されるか、給与の外で貯められるか。
だから、給与額を比べると、もちろんAustraliaには日本のような6ヶ月分のBonusが
年収に入ってる訳ではなく、給与水準は低いし所得税が50%近い事を考えると日本の比ではないけど、
将来のことを考えると、年収500万円の人が全く昇給も無く、20歳から60歳まで40年間働くと、60歳の定年時に約1800万円。
それを、40年間運用すると、最低倍以上になってるハズだから、定年後の生活を考えずに日々の消費をする事ができる。
言い換えれば、今日・明日今月の給与で生活できれば、定年後は生活できる。

例えば、住宅ローン。
日本では、35年ローンは、35年間で完済できるように計算されてるけど、
Australiaでは、毎月の利息分さえ払えば督促される事はない。
考え方が単純で羨ましいと思うのは、賃貸の家賃は利息分を払ってるのと同じで、引越しする時は物件は自分の物ではない。
家を購入しても、家賃より安い利息分を払い続けて、引越しする時は物件を売却して残金を返済したらいい。
だから、購入して利息分だけ払ってる方が支出は少なくて済む。

例えば、自動車ローン。
最近は、日本でもトヨタが「3年分ください」って言ってるけど、
ローンの基本は、新車代から3年後・5年後の予想残価を引いて、残価を月割で支払う。
いわゆる使用料だけの支払いが、車を所有する時の主流。
逆に言うと、中古車市場は安定して広まってるから、高級車の「使用料」も日本よりも安くて済む。

例えば、Credit Card。
日本では、毎月の使用分を支払うのが基本。
ところが、これは全世界でも珍しい、日本だけのCredit Cardの使用方法。
欧米では、日本で言う「リボルビング払い」が基本。
毎月、限度額に見合った最低返済額さえ払っていれば、全くおとがめ無し。
Credit Cardを使って、ATMで現金を引き出すのも普通。
Credit Cardの限度額一杯まで買い物をし、現金を引き出し、毎月利息分だけ返済する。
と言うのが、普通の使用方法らしい・・・そういう意味で、VasaもMasterも日本では
加盟店の数%の手数料しか入らず、欧米に比べて利益率が滅法低いらしい。

定年後の将来が確約されていれば、今日の給与水準が低くても、ボーナスが無くても、
人々の消費は増えるし、経済の好循環になるんでは。。。
所詮、人間は欲望の塊で、将来を考えて貯蓄をしようと思いながら消費するか、
目の前にある資金を今全部使っても手に入れるか。

ちょっと、仕組みを変えるだけで、日本の消費水準も変わると思うんだけど。。。

2009-02-18

Australiaの事件簿

今朝は、結構本格的な雨降りで、既に連続9日目の雨日。
この1週間の最高気温が20℃前後で、朝晩15~18℃だったのを考えると、
今日は朝から20℃あって蒸し暑い。
でも好い加減に止んでくれないと、建具が膨張して建て付けが悪くなって
ドアが閉まらなくなったり、今まで食べ物が湿気るなんてこと無かったのに、
フニャフニャになり始めたり。。。
と、思ってたら、夕方から久しぶりに青空が見え始めて、
今は西の空に金星が明るく輝いてる。

3日間も、日本の政治・経済の話題になってしまったので、
今日は久しぶりにAustraliaの事件を。
できれば、明るい話の方が良かったけど。

事件があった時にNewsになったのを見過ごしてたけど、
今朝の新聞に日本ではあり得ないShockingなNewsが。
今月初めに行方不明になった5歳の男の子が、ワニに食べられていた事が判明。

日本でもおなじみのAustraliaの北東端にあるCairns近郊で、
犬を追いかけて自宅の桟橋の方に行った男の子が、それを最後に行方不明になった。
警察は、子供の捜索と同時に、桟橋近くの川で2匹のワニを捕獲。
3mのワニは何かの理由で逃げられたが、もう1匹の4mのワニの胃の中に人体の一部らしい破片が。
その破片のDNA鑑定をしたところ、昨日になって行方不明の男の子のDNAと一致した事が確認された。

Australiaでは、毎年のように何人かの人がサメの被害に遭って、BeachがCloseされたりしてるけど、
ワニに食べられたと言うのは初めて聞いたNewsのような。
この子供の両親のCommentが、「ワニを責めないで欲しい」
自然との同居を目指しているAussieは、ちょっと、日本人の感性とは違うね。

2009-02-17

かんぽの宿

今日も朝から雨・・・夕方も雨。
これだけ雨が続くと、家の建て付けまでおかしくなって、
ドアが閉まらなくなったり思わぬ所に影響が。。。
ちょっと、日本では有り得ない状況かな。

政界は、中川氏の「呂律」一色になってしまったが、
いつもそうだけど、何かあると、「慰留」、「問責」、「辞任」。
と、周りの顔色を伺いながらしか決断できない日本のLeader達は情けないね。

それに引き換え、知らん間に変な決済をしてしまう人々も・・・・
かんぽの宿の売却問題で、
1万円で売ったものを6000万円で転売されたり、
千円で売ったものを4700万円で転売されたり。。。
あれだけの家具や什器が含まれて、それだけでも1万円以上で売れるだろう。
不動産業者が適正価格だと言ったからって、西川君は自分で買い物した事無いのか?
住友銀行では、ゴルフの合間にハンコ押してただけなのか??

何億円も預金や税金をかけて建てた物件を、子供のお年玉程度の額で売ってしまうなんて、
所詮、他人事でしか仕事してないんだろうな。
自分の個人資産なら1円でも高く売ろうと努力するだろうに。
そういう意味では、鳩山総務大臣の考え方は、今の政府では数少ないSupportできる人物かな。

オリックスとの契約を白紙に戻すのは当然で正しいと思うけど、
外部の有識者を雇って売却方法の再検討?!
それもまた新たな費用で、またまた税金使う訳??
日本の為に、国民の為に、と言いつつ、二度手間・三度手間かけて、税金を湯水の如く使ってくれるんだよなぁ。

民間企業では常識だよ・・・一度で正しく!!

2009-02-16

日本の政界

今日も朝から雨・・・気温も16℃しかなかったし。。。
日没後は雨も上がったけど、明日はもっと強い雨が降るらしい。


麻生氏は、自滅だね。
揚足取りされるように発言してるような。
20年度補正予算について、小泉氏発言がとりだたされてるなか、
今日、去年の日本の4QのGDPが-12.7%と発表され、
21年度予算が通る前に、緊急の21年度補正予算案が必要だなんて、
自分で提出した21年度予算が十分じゃ無いって言ってるようなもんじゃん!
そりゃぁ、自分から野党にネタを与えた様なもんで、普通の人がすることじゃない。

そんな中、中川財務相の記者会見問題と言い、
初めて飛行機乗った訳でも、初めてヨーロッパ行った訳じゃないだろうし、
着いてすぐに仕事があるなら、いつ飲んで、いつ寝て、くらい考えてくれなきゃ。
本人が、アルコールと薬の相乗効果と言ってる以上、
機内でタダ酒飲んで残ってたのは確かだろうし。。。

特に、自民党のサポートをしてる訳じゃないけど、このところ、
安部氏の「自殺」、福田氏の「自爆」、それに麻生氏の「自滅」と、
小泉氏の以降、官房長官には良くても、首相には向かない人が続くなぁ。
今日の世論調査では、麻生内閣の支持率も9%台になったとか。。。
まぁ、致し方ないかな。

2009-02-15

2兆円給付金

今日も、ほぼ1日中降ったり止んだりのシドニー。
気温も上がらずに、真冬の日本の方が暖かかったと思う。
この雨のおかげで、今日は庭の水撒きも不要で大助かり。
だけど、Aussie達がみんな冬の装い。

先週末に、長年不発言だった小泉氏の一言に端を発し、
永田町はまたまた大騒ぎ。
その張本人の小泉氏はトヨタ自動車会長とRussiaに行ってしまうし。。。
麻生氏は、叱咤激励だとして平静を装ってるけど、小泉氏の言葉よりも、
それに対する野党の反応の方がややこしいと思ってるはず。

民主党が、補正予算案の採決は、小泉氏が帰国したからが良い。
とか、訳の分からない事を言ってるし、それをTVで放映して、
日本国民は一体何を期待してるんだろう?!

今の国債残高からしたら、2兆円の借金を増やしたところで大勢に影響は無いにしろ、
少なからず返済利息が増える訳で、その財源も税金の筈で。。。
2兆円を国民に配って支出してもらって、そのうち5%の1千億円が消費税で戻ってくる。
としても、日本国の財政状況を考えたら、余計な支出を増やすべきではないと思うんだけど。

それでなくても、首相や大臣が海外に行く度に、新たな外国への財政援助の約束をしてくるし。
一般家庭の家計で言えば、収入が減っても職が無くなっても、とにかく衣食住の支出を変えず、
その上、気前良くどこかに寄付までしてしまう。。。
財源はサラ金融資で、利息の返済の為に新たな借金をする典型的な悪循環。
個人ならいずれは自己破産せざるを得ないはずなのに、大日本国は全く同じ状態。

豊田市の2009年度法人税収入が、トヨタショックで96%減であるように、
あちこちの地方自治体が財政難に陥るのは見え見えで・・・
日本国民一人一人が、税金の使い道を本気で考えないと、
汗水流して働いて徴収された税金が、借金の利息払いだけに当てられる日が近いかも。

まだ法律が通った訳じゃないから、誰も正解は教えてくれないけど、
ここまでの噂を集めてみると、日本に住民票の無い海外在住者は資格なし?!
2兆円は国民全員に配るって言ったのに・・・
パスポート持ってるだけじゃ日本国民じゃないのか?!
確かに、この10年、所得税も住民税も全く払ってないけど、
住民税払って無くても貰える人々が居るらしいというのに。。。

これから、この非国民がぁ!! って言われたら、
そうです。って言わなきゃ。。。
外から見てると、日本国民じゃなくてもいいかぁ。
と思ったりする今日この頃だけど。。。

2009-02-14

Valentaine‘s Day

もう、Sydneyでは信じられないくらい1日雨・・・
青空が見えないだけでなく、家の中でも重ね着をしないと居られないくらい。

Valentaine‘s Dayに良く聞かれるのは、
日本以外の国でも女性がChocolateを配る風習があるかどうか。
ハッキリ言って、知ってる限りでは、韓国だけが日本の商業文化をCopyして
同じことをしているらしい。

基本的に、欧米のValentaine‘s Dayは、男女双方が愛を確認し合う日で、
新たに告白をする日では無い。
要は、もう既にできてる二人の為の日・・・だから、お返しのWhite Dayなんか
有り得ない。 

シドニーでは、「シドニー日本クラブ」主催の夏祭り
http://www.japanclubofsydney.org/pdf/summerfes09-guide.pdf
が開催されてたハズ・・・だけど、
今日のシドニーの気温は20℃を下回り、1週間前の40℃とは大違い。。。
浴衣姿では出かけられなかっただろうなぁ~!!
今までは、夏休み期間中にやっていたのに、今年からは夏休みを外して・・・
夏休み中だと、日本人学校の生徒の参加が得られ難いと言うのが理由の一つらしい。

飛行機事故は、起ると続くという神話の通り、
昨日のBuffaloに続いて、今日はLondonでも。
高知で胴体着陸をしたQ400がBuffaloで墜落したと思ったら、
今度はLondonでBAEのRJ-100が胴体着陸。

Buffaloの事故は、着氷が原因ではないかという初期調査の発表だけど、
氷点下3℃でそれほど寒くも無く、墜落原因になるような着氷ということは、
融雪・融氷装置が稼動してなかったのか・・・
機体の履歴を調べたら、初飛行は2008年4月で、機齢から言えば生まれたばかり。

高知とLondon共に前輪無しの胴体着陸。
カナダ製とイギリス製で機種は違うし、プロペラとジェットの違いはあっても、
不幸中の幸いは、両機共に上翼機で主翼が機体の上に付いて、
胴体着陸した場合でもエンジンが地面に接触せず、
大規模な火災の発生を起こさずに済んだこと。
これが、現在主流のBoeingやAirbusの機体だったら、
もっと違う結果になっていたはず。

2009-02-13

墜落炎上

シドニーは、今日も朝から雨・・・
朝方は気温も15℃しかなく、急に冬になったような状態。
日中も20℃まで上がったかどうか。。。
この週末も雨が続くようだし、衛星写真を見る限り、
雨雲がVictoria州北部にもかかってきて、少なからず好影響があるんでは。

「13日の金曜日」の今日、NewYorkに二つ目のMiracleは起きなかった。
現地時間では、12日の木曜日の深夜だったようだけど。。。

まだ、記憶に新しいNewYork Hudson RiverへのUS Airwaysの不時着。
乗客・乗員全員が無事だった事故とは裏腹に、今回のContinental Airlinesの事故は
民家に墜落炎上で乗員乗客全員死亡の上に、地上の人にまで死者が。

この事故を良く読んでみると、かなり話題になった名前が色々と。。。
§ 先月と同じくNewYorkとは言うものの、前回はNewYork州の南端のNewYorkCity。ところが、今回は北端のBuffalo。知らない人も多いと思うけど、NewYork州は、Canada国境まで南北800km余り。
§ 今回飛び立ったのは、NewYork近郊の3大空港のうちの一つNewark。不時着したUSAirwaysが一時的には向おうとした隣のNewJersey州の空港。
§ 今回墜落した機体は、3年前の高知空港での胴体着陸で有名になった、DHC-8-400。

この機体は、プロペラ機なのに確かにジェット機並みに速い。
日本では大阪-松本。海外ではウィーン-ジュネーブで乗ったことがあるけど、上昇も速くて安定してたし、
日本の名機YS-11とは比べ物にならないくらい。
だけど、これだけ小さな事故、大きな事故が続くと、乗り辛くなるなぁ。

今回に事故の原因が何なのかは分からないものの、
1ヶ月前の機長が大ヒーローになっていたのと比べると、
今回のCrewは同様の努力をしただろうに、亡くなってしまっては何も報われず。。。

USAirの事故では、機長だけが大きく取り上げられたが、実は残りのCockpit・CabinCrewも
超経験者だらけ・・・それも全員無事の一員だったのでは。
  機長    58歳 飛行時間2万時間
  副操縦士 49歳 飛行時間1万6千時間
  客室乗務員 58・57・51歳 飛行経験26~38年
JAL・ANAの機長でも少ないだろう1万6千時間経験者が副機長だし、
日本で38年も飛んでるCAが居るんだろうか?!
もうその頃には、みんな上戸彩の教官になってしまってて。。。

今回は、日本人乗客が居なかったようだけど、
最近は、世界中どこに行っても、どんな辺ぴな路線でも日本人が居るような。
インドのデリーからパキスタンのラホールにパキスタン航空で飛んだ時、
機体はどう見ても30年もの・・・これが墜落して、日本のニュースになったとしても、
そんな路線を飛ぶからだ!って言われて終るんだろうなぁ~
と思いつつ無事に着陸した。

飛行機は、普通に飛んでるうちは便利なんだけどなぁ~
一度、事故に遭うと大ニュースになってしまって。。。

2009-02-12

製品品質と保証修理

日本に本帰国になった知り合いの日本人から、20年物の日本製小型2ドア冷凍冷蔵庫を譲り受けて、
ビール・ワイン・水・氷等々、液体物専用に使っていたのに、
夏の始まった昨年11月末にとうとう寿命で働かなくなり、小さくても無くなると非常に不便。

同様の大きさで探してみたけど、60L程度の冷蔵庫はあるものの、
冷凍庫が付いた2ドアになると最低でも200L以上。
結局、12月半ばにAustralia Brandの210Lの2ドア冷凍冷蔵庫を特売で購入。
土曜日なのに2時間で配達(もちろん有料)してくれたり、そこまでは良かったけど。。。
電源を入れたら、もう6年使ってる日本Brandの冷蔵庫より非常に騒音が大きい。

2ヶ月近く経ってやっと騒音に慣れてきた頃・・・
3日間家を空けていた先週末に、サーモスタットが入りっ放しになっている事に気が付いた。
ビールが異様に冷えていて美味しかった・・・気温40℃だからそう感じたのかと。。。
ところが翌日には、ペットボトルの水どころか、ワインもビールも何もかも、
冷凍庫だけでなく冷蔵庫の中も全て凍りの世界!!
瓶ビール2本は、栓が飛んで庫内で大暴走。。。

ちょっとマズイんで、一晩電源を切って、翌日電源を入れたら、
今度は全く働かず・・・一日置いたら、冷凍庫も冷蔵庫も凍ってた物が全て融けだして
庫内はベチョベチョ。

仕方無い、修理依頼をしなきゃ・・・まだ2ヶ月経ってないのに。
日本では考えられないよなぁ。。。
とりあえず、取説を探し出して、メーカーのサービス依頼の番号に電話して。。。

6年以上Sydneyに住んで、ほとんどのことに驚かなくなってると思ってたのに・・・
ちょっとスキをつかれてしまった。
メーカーのサービスに修理依頼の電話をして、聞かれたのは住んでる地域だけ。
何を買ってどんな状態かは全く聞く気なし。。。
返って来たのは、
書く準備できてる?
そこだったら、近くに5軒の修理屋あるから。
名前と電話番号は・・・・・・
どこでもいいから、好きなところに電話して修理依頼して。
早く修理しないと不便だろうから、みんなCheckした方がいいよ。
あっそ、どうもありがとう。。。
日本では有り得ない対応だよなぁ。。。

まず、どぉれぇにぃしようかなぁ~~
で、名前を完全に聞き取れた業者に初アタック。。。
電話に出たオバちゃんから返って来た返事は、
保証修理は金にならないからなのか・・・うちはいつになるか分からないから、
他のところに電話してみて。。。
と言って、また別の2軒の電話を教えてくれた。
何と親切なNetwork。。。。

そのうちの1軒に電話したら・・・
住所はどこ? 来週の金曜日なら行けるけど。
エッ、まだ10日先?
そう、夏場は修理依頼が多くて人出が無い。。。
もうこれ以上、仕事中に電話かけて修理屋探すより、来てくれるなら10日先でも良いわ!
で、ここで決定!! よろしくぅ~。
次の予測できる不安は・・・10日先まできちんと覚えてて来てくれるかどうか。。。
なんか、来ないような気がする。。。

「日本のサービス」の話はよく比較の対象にされるけど・・・
やっぱり、日本の方が対応が親切かなぁ~

2009-02-11

建国記念日

またまた朝から雨で、気温も16℃しかない・・・もう冬の走りのように。
午後からは雨も上がって、部分的に青空がみえるようになったものの、
日没後は20℃を下回って薄ら寒い。。。

今日2月11日は、日本の建国記念日・・・
Australiaは、1月26日がAustralia Dayの祝日で、建国記念日に相当。
たった2週間前の事なんで、まだまだ記憶に新しい。。。

Australia Dayの風景と言えば・・・
そもそも、Australiaの学校制度は4学期制で1月が新学年。
ところが、X‘mas前に卒業・終了式があり、Australia Dayまでが夏休み。
毎年、Australia Dayを祝ってから新学期・新学年の始まり。

Australia Dayの1週間くらい前になると、
街のあちこちで国旗を見かけるようになる。
小旗を立てて走っている自家用車の数も徐々に増えて、
当日には10%以上の車が、国旗を立てて走ってると思う。
夕方、電車の駅前に行ったら、学生らしき青年が大きな国旗を背中に背負って歩いている。
国旗=愛国心かと言うとそうではないだろうけど、国旗を背負って街中を歩ける自国への気持ちは、
今の日本から無くなってしまったものでは?!
昔は、祝日の度に、バスや電車が日の丸を立てて走ってたような記憶が。。。

たまたま、今日はサッカーW杯予選の日本対Australiaの日。
Stadiumの中では、きっと「ニッポン・ニッポン!!」の声援と
日の丸を振った応援をしてるんだろうなぁ。。。

現状の政界・経済状況下では、自国を愛して・・・なんてできないかも知れないけど、
今の日本人の愛国心はスポーツ界に託されてるのかなぁ。
でも、一度海外に出れば、頼りになるのは日本のPassportだけ。
何か事件・事故に遭えば援助してくれるのは、日本政府・領事館だけ。
国籍を聞かれれば「日本」としか答えようが無く、結構頼りにしないといけないんだけど、
日本に住んでる限り、必要の無いものになってしまったのか!?

2009-02-10

Bush Fire その2

今日は朝からシトシト雨が降って、気温も17℃しかなく
日中の最高気温予想も24℃と、かなり過ごし易そうな感じ。
乾燥し切ってた芝生にも結構な湿り気が供給されて生き返ってくれるかな!?
でも、こんな天気が一番車が汚れる状態。。。

昨日は、火事の話がいつの間にか水の話になってしまって・・・
今日は、もう一度火事に戻って。。。

今回のVictoria州の火事は、何ヶ所かは放火の疑いが持たれてるけど、
一般的に、この時期のAustraliaは自然発火の頻発するところ。
だから、真夏に入る前の11~12月には、危なそうな所は人間の管理下で燃やしてしまってる。
道路には、「この先煙注意」の標識が出ていたり。

コアラのエサで有名なユーカリの木・・・「コアラのマーチ」は食べない!
Australiaの南の方は、ほとんどがこの大木で覆われている。
ユーカリ油が採れることからも分かるように、木には発火性の油分が含まれてるから、
40℃以上の乾燥した熱風が木々の枝を揺らすと、枝と枝が擦れ合って自力で発火してしまう。
ちょっと、日本のジットリ湿った夏の暑さでは起りえない事。

日本の常識から見ると、何でそんな林の中に多くの家々があるのか不思議に思えるけど、
市街地の家でも大木に囲まれて建っている。
日本の住宅地開発は、とりあえず、あらゆる木を切り倒して更地にしてから、
家を建てて、その後また植林。が普通だけど、
オーストラリアでは、家を建てるのに必要な場所以外は伐採禁止。自分の所有地でも勝手にできない。
5m以上の木を切る時は、地域の「自治会」Councilに許可を貰わなければいけない。
その許可も、地域住民の意見を聞いた上で行われる。
許可の中には、大木を1本切ってもいいけど、代わりに小さい木を2本植えること。等の条件付も。
そういう意味での将来に向けての自然保護は徹底してる。

Sydneyに転居して半年経った初めての夏は、今年のMelbourneのような気候で、
家から500mくらいの所まで火が来た事もあった。
その時に、不動産やのオバちゃんに言われた事は、
森林火災の家屋への延焼は、炎で移るんではなく、飛ばされて降ってくる火の粉で起るのがほとんど。
だから、火事がまだ遠いからと安心してると、風向きに依っては家に火が点いてしまう。
その火の粉が1番着火し易いのが、雨どいに貯まった枯葉。
予防法として教えてくれたのは、火災が近付いてきたら、雨どいの排水口を布か何かで塞いで、
屋根に水をかけて雨どいの中を水で満たしておく。そうすると、火の粉が枯葉に着火し難い。
なるほどなぁ、日本では親も学校もそんな事教えてくれなかったなぁ。

今日は、Victoriaでも気温が20℃くらいに下がってるらしいから、延焼は止まるかも知れないけど、
既に焼け出された人々への援助が必要。

うちの会社も、今日10万ドルと食料品を寄付してたし、2大SuperMarketの一つは、
今週金曜日の利益を全て寄付すると早々と発表。
個人からの寄付も、銀行や赤十字で受付中。
オーストラリアでは、全ての寄付は非課税扱いになるし、わざわざ出向かなくても
InternetからCreditCardで支払えるから、かなり払い易い。

地震の国がいいか、火災の国がいいか・・・
どっちも無いに越したことはないし、天災は恐いネ。
最近は、天才もいろんなことしてくれて恐いけど。

2009-02-09

Bush Fire

今日は朝から霧雨の降るヒンヤリした朝。
夕方からは本降りになって、昨夜の8時はやっと30℃を下回ったところだったのに、
今晩はぐっと下がって18℃。
MelbourneやAdelaideよりはマシだったものの、このところの熱波で枯れかけた芝生には
一息つける涼しい降水だったろうな。

今日の一番のビックリは、NHKのおはよう日本のTopNewsがAustraliaのBushFireだったこと。
それに、日本語では「森林火災」って言うんだと知った事。
Sydneyの現地のNewsは、もちろん朝から火事のNews一色だったけど。

ただ、南のVictoria州とSouthAustralia州は火事で大量の死者が出てるけど、
北のCairnsやGoldCoastのQueensland州は、ここ数週間大洪水になってるのにNewsにはならず・・・
やっぱり、死人が出ないとNewsにはなり難いのか。。。

ちょうどSydneyに転勤した2002年から雨量が減って、5年間続いた干ばつの始まりだったんだけど、
日本では全くNewsにはならず、去年の始めに小麦粉の値上がりの理由にAustraliaの干ばつが言われたけど、
実は、その頃には異常に雨の日が多くなって、30%にまで下がった貯水量が65%にまで回復してた頃。
知らないと思うと、納得し易そうな理由を考える訳だ!!

何で、5年間続いた大干ばつなのにSydneyで断水にならなかったのか・・・
四国の早明浦ダムなんて毎年のように空っぽになってるのに。。。
学習してないよな!

Sydneyでは、水の使用量を減らすのに、水道局の給水制限ではなく、
各家庭での個人に頼る使用制限・・・無くなってしまう前からの呼び掛け。
現在のSydney圏の貯水量は60~65%で安定してるけど、将来のことを考えて制限を解除しない事に。
庭の水撒きに、スプリンクラーの使用は禁止。
ホースを使っての水撒きは、水曜・日曜の午前10時前か午後4時以降で、手元で水を止められること。
水を吸収しない表面へのホースからの水撒きは禁止。
洗車もホースを使う事を禁じられてたけど、今は手元で水を止められればホースから車への散水も可。

もう一つの理由は、ダムの大きさ。
シドニー圏の人口は、毎年増え続けてるものの約450万人。
半径約50km圏がSydneyと呼ばれてるから、日本で言えば、大阪から明石・京都・奈良辺りの範囲に、
大阪市と神戸市を合わせたくらいの人が住んでる。
Sydneyの水がめは、約10ヶ所のダムが賄ってるけど、一番大きなダムの大きさは琵琶湖の17倍。
2番目以降も琵琶湖並みのダムがゴロゴロ・・・まぁ、Australiaに土地はいくらでもあります。。。

2009-02-08

久しぶりのSydney

やっぱり・・・朝10時半にHobartを飛んだ時は、Sydneyの気温は26℃。
12時過ぎの着陸前の情報では28℃。。。
ところが、駐車場の車に行ったら既に33℃・・・家の近所に来たら36℃。
昨日のHobartの23℃が懐かしい。。。
シドニーの天気予報では、気温が30℃を超えるような時には、
真面目に、水をドンドン飲みましょう。家に居るより映画かShopping Centerに行きましょう。
って勧めてる。

オーストラリアの航空業界も、日本の全国NetがJAL系とANA系の2社に絞られたのと同様に、
Qantas系とVirgin Blueの2社。
QantasはFull Serviceで、Virgin BlueがDiscount Fareで参入し、日本でもお馴染みのJet Starは
Qantasが始めた安売り部門。

人それぞれ、好みや財政上の理由もあるでしょうから、どこが良い悪いは言わないけど、
Virgin Blueは、Pilotが小脇に新聞を抱えて、Cabin Crew はShopping CenterのEco Bagで乗り込んだり。
いささか、街のバスの乗務員の趣。

今日は、たまたま事前の安売りで買えたQantasのFlight。
機体はB737-800で、New Yorkで川ポチャしたA320と同Size。
あのUS AirはCabin3人だったけど、今日のQantasは5人。
一応、Business Classも12席積んでるし、機内食のServiceもあるから仕方ないか。
日系とのCrewの待遇の比較は、近いうちに長々と書くとして・・・

今日改めて感心したのは、Hobartでの乗務員の交代は当然無し。
到着便の乗客を降ろしたら、Pilotは蛍光色のJacketを着て、外から機体の目視検査。
Cabin Crewは、各座席のSeat Beltの配列を直したり、次の搭乗客への準備。
それが終わると、二人は機外に出て、搭乗口で搭乗券のCheck。
残りの3人が機内で搭乗客を受け入れる・・・着陸後25分で搭乗開始!
この機内外の一人何役もの仕事が、人件費削減にもつながっていくんだろうなぁ・・・
それに引き換え日本では、どんなに小さい空港でも・・・・・・だもんなぁ(後日続く)

日が暮れ始めた8時頃にはまだ30℃・・・Air Condも止めて家中の窓を全開。
でも、その直後から「北風小僧の暖太郎~♪♪」が南風に変わり、気温も一気に25℃以下になって
窓からの風が冷た過ぎ・・・これは全開にはしていられない。。。

2009-02-07

Tasmania 3日目

未明からドシャブリの雨で目がさめるほど・・・
起きてみたら雨は上がってるものの、空は一面鉛色で気温も低い。
これから行くHobartの天候が気になるけど、心配しても仕方が無い!

Tasmaniaの南北に位置する、州一・州二の二つの都市を結ぶ道路だけあって、
昨日までとは桁違いの交通量。とは言え、みんな100km/h以上のスピードで走ってるから、
200kmの道程は約2時間。
日本で言うと、名阪国道を片側1車線にして制限速度を110km/hにした感じ。。。
と言っても、特定の人しか理解できないか。。。

このRouteは、昔からの幹線で幌馬車が走ってたところなんで、
途中の「宿場町」には19世紀の古い建物が一杯。
Rossという街にあるRossBakery Innは、「魔女の宅急便」でキキが世話になっていた
パン屋のモデルになったところ・・・映画では崖の上に店があったけど、
実際は、何も無い街の「目抜き通り」に面した建物。
「風の谷のナウシカ」の「風の谷」もAyersRockから50kmのKata Jutaの中にあって、
これで2ヶ所を生で見てしまった。

雨上がりのHobartの港近くで開かれるSaturdayMarketに行ったら、
遠くからでも一際目立つ大きな船体が岩壁に横付けされていて、
それが日本の客船「飛鳥Ⅱ」だった。
世界各国の空港で、JAL・ANAの機体を見かけることは良くあっても、
こんな地の果てのそのまた果てまで来て、日本の船体にお目にかかるとは。。
Marketの中を日本人らしい老夫婦が歩いてるのを何組か見かけたけど、
やっぱり、飛鳥で来たんだろうなぁ。。。

夕方からは天気も回復して、車で20分走ったら標高1300mの山の展望台に。
Hobart自体が、こじんまりした小さな街なので全て一望・・・
街の大きさからしたら高過ぎるくらい。

それにしても、昨日といい今日といい、金曜日・土曜日の夕方なのに、
街に人気が全く無い・・・商店街は、お土産やを含めて全て5時で閉まるから、
まぁ、地元の人々は、5時過ぎに歩く必要が無い・・・
数少ない観光客も、閉店だらけの寂れた商店街を歩く必要が無い。。。
日本人は、こんな所に来てしまったら困るだろうなぁ~。

木曜の昼過ぎから、実質2日半の旅で、走行距離は1,150km。
高速道路無しでのこの距離は、やっぱり車好きでないと無理かな?!
さて、明日の午後には酷暑のSydney・・・適度な暑さを願って。。。

2009-02-06

Tasmania 2日目

昨夜は、寝るまでクーラーを入れてたのに、
今日の明け方は寒くて目が覚めるような気温。
朝から真っ青な空だけど、風は冷たくて気持ちが良い。
ただ、車に乗ってると、陽射しが強くてクーラーは必須。
今朝のニュースを見る限り、Adelaideは今日もまた44℃・・・
かと思えば、GoldCoastではここ何日間か大洪水で浸水家屋多数で
避難所生活が続いてると言うし。。。
なかなか上手くいかない気象環境で!

Sydneyでも、郊外の観光地と言うと、100~200km先の所が多いけど、
Tamaniaしかり・・・ちょっと近くの山まで。っていうと150km先。
でも、高速道路が無くても、100km=約1時間。で走れてしまうので、ちょっと2・3ヶ所廻って帰って来たら、
今日も、またまた430kmの走行。
明日は朝からHobertに向う予定だけど、それだけでも200km。
明日も300kmくらいかな。。。

Australiaの国立公園は、どこでも入園料を取られる。
山の中をトレッキングするだけでも、入山料の支払いが必要。
一人当たり、1日$10~15で、年間Passがあったりして、大きな負担にはならないけど、
日本でも、自然保護の観点から、いくらか徴収したらどうなんだろう!?
誰か任せでは、どんどん自然破壊が進むだけだろうに。。。
かやっぱり、観光業の人々の反対が大きいんだろうか?!

行程の半分以上は、牧場地帯を走り抜けてNewZealandと大差無い光景が続くけど、
Tasmaniaの方が海岸線に出て景色に変化があるかな。。。
どっちにしても、こんな所で生活して、どうやって生計を立てているのか
余計なお世話だけど、心配になってしまう人々が居る事には間違いない!

やっぱり、Blogというのは、記事に関連した写真も載せた方が良いのかな?!

2009-02-05

Tasmania 1日目

2009-02-05
今朝6時に起きた時には、家の周りは濃い霧に包まれて、
これは空港閉鎖かな・・・と思ったけど、時間と共に晴上がり、
8時過ぎには26℃・・・車でラジオを聞いてる限り、今日の最高気温予報は28~38℃。
日本のSpot予報に比べたらいい加減な予報に思えるけど、
いわゆるSydneyのSuburbsは半径80kmくらいなんで、
関東で言えば、小田原・高尾・川越・牛久・銚子を東京と。
関西で言えば、姫路・米原・和歌山を大阪と言ってるようなもんだから、
海岸線と内陸部では気温差が激しい。
まして、日曜日には44℃予報だから、できればSydneyに帰らない方が良いかも。。。

タスマニアと言うと、世界地図を見る限り、オーストラリアの端にチョコッとくっついた島
のイメージがあるけど、実は南北250km・・・北海道くらいの島。
南端の州都Hobartに降りて、またまた着陸体験済み空港が増えた!
記憶が正しければ、これで72空港目。
Hobartから北端のTasmania第2の都市Launcestonまで
東海岸を通って北上したら、初日のレンタカーの走行距離は430km。
距離的には東京―大阪に匹敵。
高速道路がある訳でも無く、簡易舗装の一般道を走ってちょうど6時間。

人家のある地域は70~80キロ制限があるけど、
ほとんどは無制限で100キロ・・・ここはどう考えても無理だろうという山中まで。。。
今回は、日本で言うトヨタのVitzを予約してたんだけど、
いつもの無料Upgradeの結果、HyundaiのGetsになっていた・・・
生まれて初めての韓国者体験。
まぁ、作りは日本車に近く仕上がってるけど、自分で買う車じゃないな!!
でも、まぁ、エアコン入れて、山道のグネグネUpDownを高速で走り切って
15km/L以上走ってくれてるから御の字かな。。。
それに、日本ではお目にかかれなくなった5速Manualだし、
Australiaのレンタカーは、まだManualMissionの選択ができるからうれしい!!
特に小型車はPowerが無いし。。。

1泊目は、人里離れた場所の戸建てのVillaを予約してたけど大失敗・・・
Check-inして、正面ドアにはChainLockをかけて、
駐車場が建物の裏なんで、裏口から出て車に行ったら、
裏口はAutoLockで外からは開けられない・・・玄関は内側からChainで無理。
結局、施設のSecurityが来て、玄関のChainをでかいペンチで切断。
設備の構造上の問題だから何の請求も無かったけど、AutoLockは恐いね!!

2009-02-04

海外の医療制度

午前中は、ドンヨリ曇って涼しい1日になるかと思えたのに、
午後からはピーカン・・・またまた30℃超えで。。。

今日は、午後から仕事の合間に病院に行く機会があって。。。
日本では、「お医者さんに行く」と、「病院に行く」って言うのは同義で使われてるけど、
海外では全く別の行為で、病院に行くには、お医者さんの紹介が必要。

身体に異変を感じたら、とりあえずGeneral practitionerと呼ばれるお医者さんに行く。
そこで完治すれば良いけれど、手におえないと思われたら、
紹介状を書いて貰って、病院のSpecialistを受診する。
だから、病院に行くのは、全て紹介制で予約制・・・
日本のように、ちょっと風邪っぽいから、朝から大病院の順番待ちをするっていうのは無い。

病院の診察室は医者ごとの個室で、患者と医者の完全な密室での診察になる。
内科・外科だけでなく、歯科も治療椅子が1台のみの完全個室の治療。
Privacyの概念は、日本では想像を絶するLevel。

基本的に、病院に診察に行く時は、90%以上が家族同伴・・・
夫婦で診察に行って、結果や治療をその場で共有する。って言うのが
普通の夫婦関係みたい。。。

健康保険制度にも大きな違いがあるけど、またいつか別の機会に。。。

2009-02-03

日本の最高税率

今日は朝から雲の多い天気。
日中は暑い夏日になってたけど、午後から雲が増えて来て、
日暮れの8時頃からはパラパラと雨が。。。。
そして、その後も間欠的にザァ~ッと雨が降ったりやんだり。
1月の平均雨量130mmのところ、今年は23mmしか降らなかったらしいし、
乾燥し切った芝生には、なかなか効果的なお湿りのよう。
ちなみに、日曜日まで全豪オープンテニスをしていたMelbournは、
1月に1mmしか降らなかったらしく、その上連日の44℃で。。。

昨日の新聞に、突然、「日本の最高税率、世界第4位」って
見出しがあってビックリしたけど、日本の所得税・住民税を合わせた最高税率が50%で、
この50%と言うのが世界4位らしい。
北欧の「高福祉国家」と呼ばれる国々に次ぐんだそうで。。。

で、思い付いたことが二つ。
そう言えば、最近、麻生首相が、「中福祉には中負担を」って、
理解し難い事を言ってたなぁ。。。。

オーストラリアの所得税は、
最高は47%だけど年収約400万円以上。
次の42%は年収約350万円以上。
年収約35万円でも17%。
日本の所得水準に当てはめると、ほとんど全員が42%レベル。
ちなみに、消費税は10%。

日本の最高税率が50%でも、50%払ってる人は限られた人々だし、
所得税免除の人も多いし・・・
これが、麻生氏の日本の「中負担」の真意なのか?!

それにしても、なんで突然KPMGがそんな数字を出したのか?!
税率だけではなく、非課税項目の違いも考慮に入れないと、
オーストラリアの場合は、税率は高くても非課税項目も多いから、
毎年度末の確定申告で返ってくる額も大きいし。

まぁ、どこでも何でもそうですが、仕組みは全てを比べないと、
一部だけの比較では本当の姿は見えてこない。

2009-02-02

相撲界の仕来たり

今日のシドニーも、真っ青なシドニーブルー。
日中は35℃近い気温に達しても、
夕方からは冷たい強風が吹き荒れて結構涼しい今晩。。。

4場所ぶりに復帰の朝青龍の進退問題で幕を開けた大相撲初場所・・・
個人的には、特にモンゴルびいきでも、朝青龍のファンでもないけれど、
毎日NHKニュースを見てると、定期的に必ず出てくる大相撲。。。

場所前の、最初の5日で1敗が目処。という予想とは裏腹に、
千秋楽まで全勝・・・白鵬に負けて14勝1敗になっても、決定戦で勝ち直して優勝!!

まぁ、直近の連続休場を考えたら賞賛に値する結果だし、本人もうれしかったに違い無いはず・・・
なのに、横綱審議委員会は、ガッツポーズが横綱に相応しく無いと。。。
卓球の福原愛ちゃんが1球1球ガッツポーズをしても、
ゴルフの石川遼がウイニングパットでガッツポーズをしても、
サッカーのゴン中山がゴールのあとに踊りまくっても、誰も何の文句も付けないのに、
4試合ぶりにレースに戻って、完走だけじゃなく優勝したのに、ガッツポーズがダメ!?
人間の喜怒哀楽まで押し殺して黙々と稽古を続けろって?!
そんな仕来たりがあって、そんな仕来たりを守らせようとしてるんなら、まともな若人には育たないだろう・・・
タダでさえ、中卒・高卒で青田買いされた体の大きい青年達が。。。

だからと言って、正当化する訳じゃないけど、若麒麟の大麻問題・・・
起るべくして起ったような。
人間誰しも、ストレスがあるし、そのストレスを発散できないと歪んだ方向に行ってしまう。。。
今の相撲協会の元では、良い青年は育たないだろうなぁ~。
理事長のコメントも、「除名はちょっとかわいそうだから解雇にした」と。。。
組織として相撲協会がどれだけ迷惑をこうむったのか・・・理事長が認識してないんだから。
北の湖理事長の時もそうだったけど、オレが理事長の時に除名者を出したら恥ずかしい。
とでも思ってるのか・・・
こんな事を繰り返したら、日本の国技の相撲自体が危ういのに・・・
公務員の親方日の丸ではないけど、組織が崩壊しないのを前提に対処してるとしか思えない。


今年の箱根駅伝で初優勝した東洋大学。
テレビ中継では、監督代行という言葉は聞いたけど、なぜ代行が指揮を執ってるのかの説明もなく、
昨年末の部員不祥事で出場権を失いかけてたことを、テレビ中継を観ていた人のどれだけが知っていたんだろう。
究極の体育会を相撲界とするなら、大学の体育界も規律・節制の固まり。
試合前に5日間の練習自粛をしても初優勝できたという事は、それまでの練習量も中途半端では無かったはずで、
不祥事を正当化する訳では無いけれど、規律を向上させた分だけストレスの発散効率を向上させないと、
人間として間違った方向に自分の欲望を頼りに発散してしまうので、
指導者・上司はそれを考慮してストレスのはけ口を与えないと、
学生・関取だけでなく、会社員でも公務員でも、同じニュースの繰り返しになるのでは?!

2009-02-01

年金加入記録照会

まずは、今日のシドニーの天候から。
起きたら真っ青なシドニーブルーの空が広がっていた・・・
その割には、気温も高くなくて久しぶりにゆっくり10時間睡眠。
但し、日中は35℃になって真夏真盛り・・・
でも日本の夏と違って湿度は低いし、日暮れからは南風に変わって気温も下がって
かなり過ごし易い状況。。。

最近、日本のNewsから縁遠くなっている年金問題・・・
ご存知の方も多いでしょうが、Internetで申し込むと各自の給付金額が確認できるという制度。
でも話によると、50歳を過ぎないと予想できないから申請できないとか。

それでも、外住者にとっては便利な制度なので、申請しようかな・・・と。
25年以上の支払条件を満たし、去年保険料支払いを止めたので、
あと十数年後にいくら貰えるのか知っておいてもいいかな。。。
でも、一筋縄ではなく、Onlineで申請して郵送されてくるPasswordを使わないといけないと。

年金番号・氏名・生年月日のあとで、日本の家の住所を入力しようと思ったら、
海外の住所にも送付します・・・と。
これは渡りに船・・・直接Sydneyで受け取れるし。
で、今年始めに申請して待つ事3週間。

先週、最近では見なくなった、赤・青Lineの入ったAirMail封筒に入った通知が無事に届いて、
何だかんだ言われても、舛添君も社会保険庁もServiceUpしてるジャン!!

ところが、開けてビックリ玉手箱・・・
要は、「海外の住所への送付を依頼されましたが、年金口座に登録されている住所が日本国内なので、
Passwordは発行できません。海外への住所変更を希望する場合は、最後に登録された日本の住所を管轄する
社会保険事務所の窓口で変更して下さい。」
と、延々2枚に渡る説明書きが。
この全く実りの無い結果に、どれだけの費用と人材が費やされたのか?!
郵便代は220円くらいでしょうけど、それに対応した人件費はそれ以上でしょう。
その上、3週間待った後の失望感と、もう一度日本の住所にして申請しなおし作業。

OnLineで、それだけの個人情報を入力させるんなら、
現住所が違うって言ってくれるだけで全ての無駄を省けたのに。。。


昨日のNHKニュースを見てたら、
年金特別便が300万通も戻って来て再送手配をしてるって。。。
その為に、190人の追加雇用をして。
まず戻ってきて全く無駄になった郵便代は、80円x300万通=2億4千万円。
190人を時給900円で1日8時間雇うと、月に3000万円以上。

消費税率変更の話題でいつも取り上げられる、徹底的な支出の削減。
サービス向上はいいけど、だからと言って湯水のように税金を使ってくれなんて、
日本国民の誰も言ってないと思うけど。。。