2009-02-26

自動車事故

今日も1日、ドンヨリ曇った湿度の高い日が。。。
一応、雨は降らなかったようだけど、夕方には入道雲があちこちに。。。



麻生氏とオバマ氏の日米首脳会談。
アムステルダムのトルコ航空機事故。
と、言いたい事は山ほどあれど、今日は自動車事故について。

だけど、知らないからだと思われるといけないんで、
とりあえず、トルコ航空機は、登録番号TC-JGEのB738。
初飛行は2002年1月の機齢7歳になったところの若い最新のモデル。
Australiaの国内線では主流・・・先々週のTasmaniaへも往復乗ったモデル。



で、自動車事故に戻って・・・
何故今日かというと、社内メールで、会社の出入り業者の従業員が
自動車事故で亡くなったいうニュースがまわって来たから。
仕事中では無かったけど、助手席でシートベルトをせずに乗ってた時に衝突し、
フロントガラスを破って飛び出してしまったのが原因だとか。
シートベルトをしていたら、命は助かっただろう・・・と。

Australiaに来てビックリした事の一つが、
年間交通事故死者数が、この大陸全体で300人台だったこと・・・
日本で、1万人を割ったとか割らないとか言って時に。
この車依存生活を考えたら、脅威の数字だと思った。
だから、今日のメールのように、自動車事故で亡くなったと言うのは、
大きなニュースになる。

日本とAustraliaの数字の違いは、どこから来るんだろう。。。
日本では、死亡事故が起る度に、「制限速度をxxキロ超える猛スピードで・・・」
って記事が書かれるけど、キレイに舗装されて、車線がはっきりして
40キロ制限の道路を70キロで走ったのが原因にされるなら、
それは事故原因にする為の速度制限で・・・誰も制限速度以下で走ってないんだから。
前後にパトカーが居たり、ネズミ捕りしてない限り。。。

Australiaの幹線道路は、70~90キロ制限だし、
普通の人間は、自分の技術以上のスピードで走ると、
恐怖心が起って自然にスピードを落とすハズ。
Austoraliaの郊外で、センターラインも引けないような狭い簡易舗装の道路で、
速度制限無しで100キロまでOK。と言われても、決してそこまで出せない。

日本のように、制限速度40キロ、平均速度60キロ、技術的安全速度80キロで、
複数車線を違う速度の車が走ってたら、そりゃぁ加速・減速の連続で、
一瞬の判断を違えれば、前の車に当たってしまう。後ろの車に当てられてしまう。

日本では到底使い物にならない、クルーズコントロール・・・一定速度保持装置。
Australiaでは、一般道でも使う機会は多々ある。と言うことは、
ほとんどの車が同じ速度で走ってるから、長時間一定速度で走っていられる。

もう一つには、交通信号が少ないという理由もあるけど。
止まる為には減速するし、一度止まれば加速する訳で、
ここでも、違う速度で走ってる車が多く存在する。

色々と書いては見たけど、1番大きな理由は、Driverの気持ちの「ゆとり」かな。
日本では、路地から幹線道路に出る時に、ちょっとのスキを見つけて、
幹線を走る車を怒らせてでも合流しようとするのに、
Australiaでは、幹線を走る車にブレーキを踏ませるような事はしない・・・
安全に合流できるまで、5分でも10分でも、とことん待つ。

今始まった事ではないけど、日本に、日本人に、一番欠けてるのは、気持ちの余裕、心の余裕かな。
1分1秒を縮める為に交通事故を起こしたり、1円の儲けを増やす為に不正をする。

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