2009-02-27

高速道路料金

気温は20℃前後と、夏にしては肌寒い日だけど、
今日も明日も、ゴォ~~ジャスと言うに相応しい日々らしい。
確かに、今日はスッキリ晴上がった日だった。
ちなみに、このゴージャスという言葉、ホントの英語では日本のゴージャスの意味とチョット違う。
一般的に、「素っ晴らしい」「信じられなぁ~い」系統の言葉が、ゴ~ジャス。


日本では、あまり普及しなかったETC。
最近になって、個別の割引制度が適用されるようになったりして
徐々に広まって行ってるような噂を。
確かに、偶に日本に行ってレンタカーを借りても、ETC端末が装備されてる事が多い。


もちろん、オーストラリアでも、Cashlessの通行料金徴収の仕組みがあるけど、日本のETCとはちょっと違う。
ETCが、車にクレジットカード読み取り装置を装備して、それに個人のカードを挿入するのに対して、
Australiaでは、eTagと呼ばれる、ちょっと厚めのクレジットカードサイズの読み取り機を保証金を払って借りる。
だから、日本のETCの読み取り機設置費用とは比にならない。

もう一つの大きな違いは、日本が料金徴収ポイントで、「スピードを落とせ」と言ってるのに、
Australiaは、「スピードを落とすな」と言っている。
日本では、各ポイントにバーが装備されて、それを壊さないように減速を指示してるけど、
元々Cashlessにしたのは、車の流れを変えずに通す為で、減速するのなら本来の目的が達成されてない。
そもそも、Australiaでは徴収ポイントにバーは装備されてないし、今までの料金徴収小屋の撤去を進めて
運転中に感じる料金所の圧迫感を無くそうとしている。
読み取りセンサーは、道路上のどこでも設置できるし。。。

じゃぁ、Australiaで読み取り機を持たずに通過したらどうなるか。
意図せずに通ってしまったら、Driverが24時間以内に電話で申告する。
それがされないと、車の所有者に支払いの督促状が送られてくる。
日本の料金所にも防犯カメラが設置されてる訳で、何でバーを付けて、その場で止め様とするんだろう?!

どっちにしろ、この大陸Australiaで、通行料金を取っている道路は、Sydneyで7本、Melbourneで2(?)本かな。
それも、1本に1ヶ所の料金所で、そこを通過する時だけ料金徴収される。
Sydneyの4本は、シティから5km足らずのところにある、HarbourBridge、HarbourTunnel、CrossCityTunnel、
とLane CoveTunnel。
Sydneyから北へ1,000km以上、GoldCoast、Blisbane,Cairnesまで走ってもタダ。
南へ800km以上、Canberra、Melbourneまで走っても、Sydneyを出る時に取られる3.8ドルだけ。

日本でも、休日千円のFlatRateが導入されるらしいけど、
今年に入ってSydneyのHarbourBridgeとHarbourTunnel共にCashlessになり、
今月からは、日々時間帯に依って別料金が徴収されるようになった。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。safety japanのコメントでオーストラリアのe-tag事情を調べて、こちらを伺いました(緑)です。
    オーストラリアのe-tag、電池入りなんですね。(googleで画像を検索すると分解写真も出てくる)
    日本がこだわったのは名刺大のICカードかつ、与信情報を車に残さない、という点みたいですねえ。
    私の推測では、メーカー希望価格の1/3が原価とすると、車載器の原価は5000円以下なので、車検の保険代に含めると考えれば、車検で標準搭載という流れだともっと速く置き換えられそうなものです。
    ETCが当初は嫌がられたのは、領収書が必要という業種のためですが、オーストラリアではどうなのでしょう?
    今はweb で後日領収書プリントが可能になってます。

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  2. 緑さん、コメントありがとうございます。

    そうです、電池入りで厚さは1cmくらいです。複数の会社が違った形体のTagを出してますが、だいたい似たようなサイズです。
    時速80~100kmで走行している車から情報を取得するには、バッテリーパワーが必要なようです。
    オーストラリアのE-Tagは、基本的に電子マネーのように先払いです。
    しかし現金は全く動かず、例えば残高が$10を切ったら指定のクレジットカードから$20補充する。という感じです。
    要は、PiTaPaでJRに乗る時の自動補充機能みたいなものです。
    だから、与信情報なんてTagにありません。

    領収書は、3ヶ月に1回EメールでPDF形式で送られてきます。
    日時・課金場所・車線番号・車のナンバー・金額が載ってます。

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