2009-07-16

空の出来事まとめて

何故か、昨日7月15日に世界各地から航空機のニュースが・・・


まずは、 イランのカスピアン航空機墜落。
イランの首都テヘランを離陸直後に出火・墜落で乗客・乗員168人全員死亡。
これだけの人命を一度に失って残念な事だが、機体はロシア製のツポレフ・・・
元々乗りたくない機体の一つだが、核開発問題の経済制裁の影響でイランでは機体の老朽化に加えて、修理や部品交換が思うようにできなくなっているらしく、重大事故が頻発しているらしい。
利用者のみなさん・・・ご注意を!!


アメリカでも、サウスウエスト航空のB737-300が、1万メートル上空を飛行中に機体上部に約30cm四方の穴が開いて緊急着陸したらしい。
初期モデルのB737では、2002年の11月にハワイでアロハ航空のB737-200の外壁が破れて、客室乗務員1人が機外に吸い出された事故もあった。あの時は、機体の損傷だけでなくエンジンも2基のうち1基が止まるという悪条件かで無事に緊急着陸できた。
死者1人は出してしまったが、ニューヨークの不時着水以前にも奇跡の緊急着陸は起きていて、このハワイの事故の機長も空軍出身者。


日本では、名古屋空港に岡山から埼玉に向っていた2人乗りの小型機が緊急着陸。
成田では、13日に大韓航空のB777-300が着陸時に「尻もち」事故。
御巣鷹山のJAL123便墜落の原因も、尻もちの後の修理が適切でなかった為で、旅客機には尻もち用のカバーも付いているが、後々の乗客の為にもしっかり調べて必要な修理はして欲しいものだ。


かと思えば、最新の機体郡を誇るシンガポール航空は、既にA380が9機体制になり、シドニー、ロンドン、成田、パリ、香港に次いで、9月29日からメルボルン線にもA380を投入するらしい。
あと10機のA380も引渡し待ちで、シンガポール航空からB747が消える日も近いかな。


そう言えば、長距離国際線の撤退が続く関空では、新規参入路線に3年間の着陸料半額セールを始めるらしい。
2本目の滑走路を作ってしまって、メインテナンス・コストが上がったのに、相次ぐ減便・撤退・・・
元々、世界一高い着陸料を誇る関空は、成田・中部1.3倍、ソウル・インチョンの2.6倍という価格だから、航空会社にしてみれば、できれば降りたくない空港である事には間違いない!!

0 件のコメント:

コメントを投稿