2009-09-06

帰国子女を悩ます日本語

2009年の週末もあと残すところ16回・・・
父の日の今日は、春の青空の下で近所の公園にも家族連れが繰出して遊ぶ姿が多く見受けられた。
日本でもこういうのんびりした親子の週末が持てれば、青少年の犯罪が減らせるんでは?!


海外で育って日本に帰国した子供たち・・・いわゆる帰国子女。
日本人の両親と日本語を使って育った子供達でも、いざ日本で本当の日本の生活を始めると理解できない日本語が多く存在する。

高校生になって初めて日本の学校に行き、親から通学用に傘を買うように言われ、ショッピングセンターで傘売場に行ったものの。。。
「学童用」っていうのは通学用?
確かに、海外で生活していると、学童なんていう日本語にお目にかかることは無いし、漢字の知識から想像すると、学生児童用とも解釈できる。
何で、「大人用」「子供用」って言わないんだ??


電車を使って移動をする時に、何とか路線と駅名・方角を理解し乗ろうとしたら・・・
「この電車は〇〇行きです。△△駅でXX行きの電車に連絡します」
普通に使われている日本語の案内。
しかし、この場面で問題になったのは「連絡」という動詞。
英語風に理解すると、電車が電車に連絡する・・・何の連絡をするんだ??
ひょっとしたら、何か知らない連絡事項があってその駅に長時間停まると言うことか?
それなら乗らない方が良いという結論に。。。

別の路線では、
「この電車は〇〇行きです。△△駅でXX行きの電車に接続します」
これも普通に使われている日本語の案内。
〇〇行きなのに、XX行きに接続されてしまったら〇〇には行けないんでは?
という事で、これも乗らない方が無難という結果に。


日本語で9年間の義務教育を受けた日本人がこれだから、大人になって日本語を学んだ外国人はもっといっぱい悩んでるんだろうなぁ。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
≪さて何位になってるでしょう≫

0 件のコメント:

コメントを投稿