2010-03-01

スイスこんなとこ ③バスの車窓から

山の奥の奥の奥まで走るスイスの路線バス。高齢者の多い山間部では生活の足になっている。観光大国スイスは、また環境大国でもあり、大きな街の主要路線は路面電車やトロリーバスが走る。もちろん、山岳リゾートでは自家用車の乗り入れ規制が普通。 この2両編成のトロリーバスは、ドアが各車両に2つずつあり、電車同様どのドアからも乗り降りができる。停留所での降車のリクエストは日本と同様にボタンを押して運転手に知らせるが、降りる時には運転手がロックを解除した後で自分でボタンを押してドアを開ける。乗る時も、車体のドアの横にボタンがある・・・親切な運転手はドアを運転席から開けてくれることもあり! 料金体系はゾーン制で、何ゾーン乗るかで運賃が決まる。ワンマンカーでも、料金箱が運転席の横に有るわけではない。プリペイドカードの読み取り機がドアの横に設置されていて、自分で行先ゾーン番号を押して引き落とす。現金の場合は、最後尾に設置されている自動券売機で、これも行先ゾーン番号を押して切符を買う。 このシステムだと日本ではキセル・無賃乗車が横行しそうだが、性善説のスイスでは希に突然の検札が有るだけ。停留所に数人の検札員が待ち構えて、見えた途端に運転手は運転席から券売機を止めて買えないようにする。と同時に、停まってもドアをロックして開かないように密室にして、検札員が乗ってきて切符をチェックする。もし、不正に乗っていると、その場で降ろされて罰金を課すプロセスに。。。 この観光大国では、観光客に無料のバスカードをくれる。地域の協賛しているホテルに宿泊している間、近郊のバスは乗り放題。この湖畔片道45分の路線を一日乗っていてもタダ!という事で、雨のあとでバスの窓が汚れていたのと逆光で画質は良くないですが、数分間のバスの旅をどうぞ!






過去の「スイスこんなとこ」




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