2009-08-02

シドニーの日系レストラン

今となっては、世界中どこに行っても見かける日本食レストラン。
日本食と思われるメニューを置いてるから日本人が運営してるかというとそうでもない・・・
ここシドニーの日本食っぽい名前のレストランは、半数以上が韓国系と思われるほど日本人経営の本当の日本食の店は数少ない。

よく考えてみたら、日本にある中華料理・イタリア料理・フランス料理のレストランも、中国人・イタリア人・フランス人がやっている店は数少ないと思われるので、まぁ似たようなもの。。。
強いて言えば、インド・タイ・ベトナム・メキシコ等々のあまりポピュラーではない国々のレストランは、その国の人々が運営してる比率が高いかも。。。

そのシドニーでいくつかある日系運営のレストランで、ここ数年日本人客の姿を見かけなくなった。
半年に1回行くかどうかだからか行く度に様子が大きく変わっている。
なのに、週末などは予約無しでは満席・・・その実態は中国系の人々。
日系レストランは、ほぼ中国人で埋まっている。
商売だから、経営継続の為には変化していかなければいけないのは確か・・・客層に合わせてるからなのか、全般的にシドニーの日系レストランの質が落ちている。と言うのは日本人社会の評判。

確かに、シドニーの人口比率から見れば、日本人より中国人の方が圧倒的に多い。
2002年末に、契約者の減少を理由にNHK衛星放送のケーブル配信が終わったの思い出しても分かるように日系企業の駐在員は減少。
シドニーへの日本からの観光客減少もJALの大阪便撤退と東京便のB747からB777移行でも分かるように減る一方。

昨夜シティーにある日系の焼肉店に約1年ぶりに行く機会があった。
シドニー在住の人には直ぐにどの店か分かってしまうでしょうが、もちろん、従業員は日本人だらけでも、客に日本人と思しき人々は見当たらない。
3段階あった食べ放題メニューも2段階に減って実質値上げ。
安い方のメニューは週に4日しか適用されず、昨日は唯一選べる一人$49。
にも係わらず、メニュー・アイテムは減ってるし、肉質は以前ほど良くないし、なんかもういいや。って感じで終ってしまった。

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