2009-08-10

大きな代償

今年の3月11日、サイクロンの影響で大シケのオーストラリア大陸の北東沖を航行中の香港船籍の貨物船から27万リッターの燃料用重油が漏れ、クィーンズランド州のサンシャイン・コーストの海岸を汚染してしまった。

この影響は、オーストラリアで最悪の環境汚染に対する補償金として、オーストラリア政府は船会社に対して2,500万ドル(≒20億円)を提示。
同様な事故の法的な補償額の1,450万ドル~1,750万ドルに比べると破格の額だったが、船を所有する船会社は2,500万ドルの支払いを承諾。

47歳のフィリピン人の船長には、燃料を流した罪で既に35万ドル(≒2,800万円)の罰金が、船を所有する香港の船会社には、大シケの転向を知っていながら船をクイーンズランドに向わせた事で、150万ドル(≒1億2千万円)の罰金が科せられるかもしれない。

この承諾によって、120万ドルの清掃活動に使われた費用も支払われ、住民の税金が使われずに済むことになりそうだ。
との事。。。

地球の環境破壊の進行が叫ばれる昨今、こういう自然環境に影響を及ぼす事件・事故について、今後益々大きな代償を支払わされる事になるのは間違いない。。。

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