2009-08-05

豪雨でオーバーラン

今度はタイで・・・それも、日本人にもポピュラーなクラビからサムイへのフライト。
バンコク エアウェイズのPG266便・・・機種は、フランス・イタリアの合作のATR-72。

この70人乗りの小さな機体は、サムイ空港に着陸後、滑走路をオーバーランして使われていない昔のコントロールタワーに激突。
奇跡的に、出火しなかったので死者は機長のみで重体4人。
68人の乗客のほとんどが外国人観光客なのに、不思議な事に日本人が乗っていなかった・・・日本のパックの場合は、どちらか1ヶ所で終わりだからかな?! 船を使うか。。。

ここ数年、マッシュルームのように誕生し続ける東南アジア諸国の中小格安航空会社の中にあって、このバンコク エアウェイズは保有機体数が15機と少ないが、1968年創立の老舗で平均機齢も3年と非常に若い。
他大多数の中古機寄せ集め航空会社とはちょっと違う。

呆気ない最後になってしまったこの機体(登録番号 HS-PGL)も初飛行は2001年6月6日で、まぁまぁ新しい部類。
亡くなった機長は、この同型機に17年も乗っていたというし、豪雨の中の不慮のスリップ事故だろうが・・・この機体には2億5千万ドル(≒238億円)の保険金がかけられていたし、残された2機の同型機が2003年と2008年製なので、会社としては不幸中の幸いの機体だったかも。。。

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