2009-08-14

JL123

この便名が欠番になってから早や24年。
そう、群馬県上野村の御巣鷹山に墜落し520人が犠牲になった事故便。

このJAL123便、羽田発18:00伊丹着19:00と関西から東京への日帰り出張族には非常に便利なフライトだった。
この後の最終便JAL125便は、伊丹の着陸時間規制を考慮して、羽田発19:40分伊丹着20:40分。
事故の前の2年間に、この2便をどれだけ使っただろう。。。
多い時には週に2回・・・年間20回以上は使っていたと思う・・・なんと言っても、都内で5時に仕事を終えるとピッタリ6時に乗れてしまう。

今でこそ、東京-大阪便のほとんどがB777クラス以下に置き換わったが、当時は大きな航空機事故が頻繁に起っていた頃で、長距離国際線向けデザインのジャンボ機が短い45分のフライトを繰り返す特別な日本の空で乗る度に考えていた事は、この便は大量の大企業の重役を運んでいるし、墜ちたら日本経済に大影響を及ぼすから落ちないと信じていた!
6月に乗ったオークランド-ロサンゼルス-ロンドンに使われる機体なんて、12時間に1回しか地上に降りて来ない・・・1時間前後の日本の国内線では1日5回以上の離着陸が繰り返される。
当然、着陸時に機体が受けるショックも多いし、気圧の変化による金属疲労も大きくなる。
だから、日本の国内線用に足腰を強くしたモデルが作られていた。

事故の日は、自宅でテレビを見ていたらニュース速報が・・・「JL123が群馬県で墜落。。。」
第一声は、何で123便が群馬に行ったの??
最初は、何かのトラブルで羽田に戻ろうとしていたのかと思ったが、現実は別の理由だった。

今でも時々ドキッとするのは、
マレーシア航空のMH123 クアラルンプール-シドニー
シンガポール航空のSQ234 シドニー-シンガポール
シンガポール航空のSQ345 チューリッヒ-シンガポール
何かこの数字の並びが乗る度に心に引っかかる。。。

とにかく、こんな補修ミスによる大事故が起らない事を願うばかり。。。

1 件のコメント:

  1. わたしも覚えています。

    海の家みたいなところで
    テレビみてました。

    ボーイング社の。。ということも
    ききましたもす。

    Made in Japanの機体ができるというのは、あの後からどうなったのか
    わかりませんが、。。。

    飛行機事故は全滅にちかいだけに。。。
    自分にも翼があればと。

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