2009-03-22

消費税率

最近の日本のニュースの見出しから姿を消してしまった消費税・・・
この世界でも指折りの低消費税率の国で、首相自らが「中負担中福祉」と言ったように、
非常に中途半端な状況。

将来の税率Upを見越して外税から内税表示に変えて3年・・・
段々生活に溶け込んで来ているように見える。
しかし、諸外国で行われている生活必需品の非課税化が、日本では一向に進まない。。。
例えば、米・食パン・卵・牛乳・食肉・生魚は非課税。
おにぎり・菓子パン・卵焼き・ジュース・ソーセージ・刺身は課税。
のように。。。

そんな中で、昨日の話題にした有識者会議の中で、なかなか奇抜な好みの提案をした人が居る。
消費税を一気に20%に上げる。しかし、年間一人20万円の還付金を払う。
一見、無茶な発想に思えるが、いわゆる中流層の手取り年収400万円家庭が、
年収全てを消費したら、5%から20%に上がった消費税の差15%は約50万円。
夫婦と子供1人だと60万円の還付金を貰って10万円の収入増。
夫婦と子供2人だと、30万円の収入増。もちろん、単身者は逆に数十万円の収入減になるが。。。
毎年手取り収入全てを使う家庭は少ないと思うので、単純にこのような計算にはならないが、
消費税率だけを見ていきなり反対するような話では無さそう。。。

多額の税金を使って勉強をした麻生氏は、ちゃんと理解してくれたんだろうか??
今年2月現在の国債残高682兆円・・・金利が低いうちに何とか残高削減を考えないと、
金利が上がったら利子さえ返せなくなるのでは?!

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