2009-03-04

IT戦略本部

毎日毎日雷雨予想だったのに、今日も一滴も降らず。。。
で、明日からは青空が戻ってくるらしい。


小沢民主党代表の公設第一秘書を含む3人が逮捕され、
これで、自民党麻生氏の不人気と、民主党小沢氏のスキャンダルのどっちが勝るか、
解散総選挙を目前の与野党攻防に、もう一つの争いが。。。
と巷で騒がれている時に、チラッと気になった記事が。。。。


日本の内閣官房には「IT戦略本部」なるものがあるらしい。
そこが、3月2日(月)に、「IT分野の国家戦略を議論する会合」とやらを開いたらしい。
その会合の結論から言うと、
今後3年間で、3兆円を投資して、40~50万人の雇用を創出する。
らしい。

その3兆円はというと、
 電子政府
 医療
 環境・知識創造
 人材育成
に使うつもりらしいけど、民間企業のIT部門を担当している者としては、
世界一Internet環境の整った国で、何で新たなインフラ整備が必要なのか・・・
大きなQuestionMarkが。。。


そもそも、こんな訳の分からない組織を作って、
作ったからには、何か活動して結果を出さないといけないから、
何やら大袈裟な構想を打ち立てて、何か金を使ってする事を提案しないと。。。
日本人の感性として、額が大きいと、仕事が大きいと勘違いしてしまいがち。。。

だけど、この組織を運用する為に税金。
会合を開く為に税金。
大学の教授・先生に参加してもらうのに税金。
そして、何かするのに巨額の税金。

これだけ、毎年国際残高が膨らんで、借金生活が続いてるのに、
何で新たな費用の発生を提案し続けるのか。
まず、借金を無くす事から考えたら?!
来年度予算も約33兆3千億円の国債・・・これは歳入の37%
1回ポッキリならまだしも、
毎年毎年、生活費の大半を借金で賄ってる家庭も企業も無いでしょう!?
そんな形態が続く訳ないし、誰も貸してくれないだろうし。。。

昨日の投稿の続きになるけど、国家という肩書きがあるからこそ続いてるだけで、
いずれ世界から全く当てにされない国になってしまうんじゃない?!
アメリカだって、日本が金を出すから親しく付き合ってくれてるだけなのに。
金の切れ目が、縁の切れ目にならないように願うばかり。。。


もし、暇な読者の方が居たら読んで貰えばいいけど、
何に3兆円を使うかは、次のような事らしい。
でも、読むだけ時間の無駄ですよ!!
3兆円使わないと、これだけの事が出来ないと思ってる連中を排除する為に
1兆円使った方が、後々どれだけ日本の為になるか。。。

電子政府
 行政事務の原則電子化をうたった「電子行政推進法」の制定
 社会保障情報を国民自身で受け取れる「電子私書箱」
 自治体への源泉徴収を電子申請可能にする「地方税申告基盤」
 府省横断で業務・システムを最適化する「行政情報共同利用支援センター」
 府省横断でサーバーを統合する「霞が関クラウド」
 企業や個人に付与する一意なID体系
 電子行政を推進する組織「電子行政推進本部」の設立と「政府CIO」の設置
 法改正なしで先行導入できる「デジタル特区」の設置
これらの施策で行政手続を効率化するほか、蓄積した情報の再活用による新産業の創出を目指す。
医療分野
 「日本健康情報スーパーハイウェイ構想」(仮称)を提案。医療機関同士で情報連携を可能にするインフラを構築する。
環境・知識創造型産業の創出
 情報通信機器の省エネ化促進やITS(高度道路交通システム)の推進、空間情報インフラの構築などをうたう。
人材育成
 大学院レベルの高度人材の育成とともに、中小企業のIT武装を支援する中程度のIT活用能力を持つ人材の育成も実施。そのための教育機関や資格制度などを整備する。

0 件のコメント:

コメントを投稿