2009-03-10

危機管理意識

休暇の朝は、ゆっくりノンビリ・・・

朝のテレビのワイドショウを見ていたら、
ちょっと気になった話が二つ。



一つは、中高生が「プロフ」とやらに熱中していると・・・
そもそも、携帯電話からでもPCからでも、
Internet上に載せた時点で、あらゆる情報は、
何億人という地球上の全ての人が閲覧可能になる。

幸か不幸か、ほとんどの日本人が日本語で情報の書き込みをするから
その情報を理解できる人々の数は限られるけど、
それは日本語の普及度に依存する。

そもそも、携帯電話のInternetAccessは
日本が世界一普及しているけど、この小さな端末が世界への入口だと
どれだけの大人が認識してるんだろう。
大人が分からないものを子供達が分かる由も無く。

その昔は、NTTの電話帳に、名前・電話番号・住所を載せることを
Security上考慮する時期があった。
迷惑電話がかかってくるだけでなく、そこから居所を知られてしまったり。

ところが、今の中高生は、それ以上の個人情報を自ら世界中に発信してしまっている。
なんか、寒気がするほど恐ろしい現実。
確かに、友人を見つける手段の一つになるかも知れないけど、
その何十倍ものRiskがあることを、大人が教えてあげないと。。。



二つ目は、タクシー強盗撃退法・・・
警察からの訓練と撃退機器が。
そこで驚いたのは、個人タクシーで標準装備になってるガス装置が
意図的に外されてると。。。

Sydneyのタクシーは、カメラとマイクは標準装備。
常に、会話と画像は記録されている。
最近でこそ少なくなったものの、運転席全体がプラスティックのカプセルで
囲まれてたり。

物理的に、日本に居る人に限られるけど、インターネットと同様に、
世界中の誰でもタクシーに乗り得ることを念頭に置かないと・・・
世界中には、色んな考えを持った人々が居る事を。。。



性善説の元で育った日本の大人が、性悪説を子供達に教えるのは
困難な事なのかも知れないけど、
昨今の日本の事件を目の当たりにしたら、他人事では居れないはず。
なのに、いつもお決まりの被害者のインタビューは、
こんな静かな場所に。。。自分が被害に遭うとは。。。
そろそろ、日本人全員が目覚めないと、事件は減らないのでは。。。

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