2009-03-25

A滑走路閉鎖

今週月曜日早朝に成田空港で起きたFedEx機の着陸失敗炎上事故。
惜しくも二人のパイロットは亡くなってしまったが、
MD-11という旅客用から徐々に引退し、最近では主に貨物用に使われてる機体が
事故の一員という話もあるが、当然他の機体でも起り得る事故。

この登録機番 N526FEは、1993年12月に初飛行。
1996年10月から2006年2月までDelta航空で旅客用に使われ、
2006年7月に貨物用に改造された機体。
機齢15年は現在の貨物機にしては若い方・・・ほとんどがみんな旅客機からの改造。
Federal Expressが運用している機体を見ても、
A300  71機
A310  68機
B757  15機
DC10  82機
MD11  58機
どれをとっても、あまり乗りたくない機体ばかり。
ちなみに、JALが運用している202機の平均機齢が11.4歳。

機体・機齢は別にして、
事故は起きないに越した事は無いが、起きた時の事を考えておくのが危機管理の基本。
その点で一番情けないのは、経済大国日本の表玄関で、
長距離便の離着陸が24時間以上できなかったなんて、空港閉鎖に等しい。
成田へ来てしまった出発客が、関西・中部から出国しようとしても、
国内線が無いから簡単に移動もできず。

成田に3500m以上の滑走路が2本作れないなら、
羽田に4本目の滑走路ができた時点で国際線に開放しなきゃ。
もし現行の成田便を全て羽田に収容できないなら、関西に振り分けたり、
これだけ航空需要が増えてる中で、成田一極集中には危機管理上ムリがある。
多少の分散をしないと。。。

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