2009-11-08

月面での生活とは

今朝、日本のテレビ番組のビデオを見ていて気付かされたこと・・・言われてみればそうなんだけど、知らなかったなぁ~。。。

月にも地震がある・・・これは、アポロ11号が持って行った地震計を設置して初めて分かったらしい。
その数なんと、8年間で12000回・・・単純に1日4回以上。
地球の地震との大きな違いは、1度地震が起こると、2時間半から3時間揺れが続くらしい。
これは、余震が起きている訳ではなく、本震の波が地中で跳ね返って揺れ続けるらしいが、地球との違いは水!!
時に津波で大きな被害をもたらしてしまうが、海が地震の波を吸収してくれるので、地球の地震は1分足らずで収束してくれる。
やはり、水の力は偉大だ!!


月から見える日食は、もちろん太陽と月の間に地球が入って起こる現象で、1度起こると3時間近く続くらしい。
その上、地球の大気が青く見えるので、地球の回りにできるリングは青く輝くとのこと。太陽-地球-月の位置関係と言うことは、地球から見たら月食??
確かに、月食は日食よりも長く続くな!

それに、日没後も夕焼けが無い!!
もちろん、水が無いし大気も無いから雲が無い・・・雲が無ければオレンジ色に輝く物が無い。。。
夕刊フジを発行するなら、暗闇っぽい色に変えないと、オレンジでは合わない!
その代わりに、日が当たる所と当たらない所の電磁波の違いから、当たる当たらないの境目に砂嵐が起こるらしい。
当然、自転と共にその境界は移動するから、一日中どこかが埃っぽい状態なのかも!?


隕石の月面への衝突が、1日約80回起こっていて、地球からも月面に衝突した時に起こる光を観測できるらしい。
そりゃぁ、大気が無いから地球のように大気圏で隕石が燃え尽きることも無く、もし、月面で居住し始めて、隕石が建物や人間に当たったら被害が出るのは当然で、そういう意味でも、地球って良くできてるなぁ~。
実は、秒速20kmで衝突する隕石の衝突頻度よりも衝突によって起こされる砂や石の飛散が怖いらしい・・・大気の無い月面では、砂や小石が隕石の衝突と同等のスピードで四方に飛び散る。
これに当たる確立は、隕石に直接当たる確立より高いし、広範囲に飛ぶ散弾銃のようなもの。


こうやって、月の環境から逆に見てみると、海があって大気があって、地球は非常に住み易い環境になっている事に改めて気付かされる。

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