2009-11-07

飲んでも乗れる、だけど飲むな

11月も1週間を過ぎ、そろそろX‘mas Partyへの招待状が届き始めた今日この頃。。。
日本でも、忘年会・新年会の準備が始まる頃では?!
今年あたりは、この不況下で、どれだけ安く上がる店を選ぶかが幹事の腕の見せどころだったりして。

夜のパーティ・宴会となれば飲酒が付き物・・・飲酒後の帰宅も付き物!
では、どうやって帰宅するかが問題で、通勤に使った車を運転して帰ろうとすると、飲酒運転になってしまう。

飲酒運転の規定については、日本とオーストラリアでちょっと違う。
オーストラリアでは、日本のように「酒気帯び運転」「酒酔い運転」のような曖昧な2段階方式は取っていない・・・もう○か×か。
飲酒運転は犯罪なので、基準値を超えていたら逮捕されて裁判所行き。

その基準値も日本は呼気中アルコール濃度だが、オーストラリアは血中アルコール濃度
にも関わらず、当然路上で警官が血液採取をする訳ではないから、路上の簡易検査では呼気を使う・・・センサーに息を吹きかけるのではなく、1・2・3・4・5と数を数えさせる。

オーストラリアで、100mlの血液中に50mg以下のアルコールだったら飲酒運転には当たらない。
これが日本の基準に比べて高いか低いか分からないが、「運転できる飲酒量」の目安が公に発表されている。
男性の場合、最初の1時間で「2 スタンダード」まで、その後1時間ごとに「1 スタンダード」まで・・・この「スタンダード」という単位は、アルコール度数によって異なるが、ビール1缶で0.8~1.3スタンダード、白ワイン1本で7.0~7.2スタンダードくらい・・・だから、2時間のパーティで、日本の大瓶ビール1本ならOK!!
もっと親切な事に、オーストラリアのアルコール飲料の缶やボトルには、必ず1本で何スタンダードに相当するか書いてある・・・だから、銘柄の違うビールを飲んでも、その場で確認できる。
でも、大瓶ビール1本では済まないから、最初から飲む気がある連中は電車かタクシーだし、車を持って来てたら最初の一口だけで。

ちなみに、オーストラリアでは飲酒運転は犯罪なので、犯罪歴があったら永住権の取得は無理でしょう・・・ビザの更新にも影響あるだろうし。。。
これが、オーストラリアの飲酒運転の標語・・・この語呂合わせはなかなか好きなんだけど!
「Drinking Kills Driving Skills」・・・飲酒は運転技術を失わせる。
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」のように、絶対にダメ~という言い方はしていない。。。

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