結局、千秋楽を待たずに朝青龍の優勝が決まった大相撲初場所。
相撲好きでは無いけれど、毎日NHKニュースを見てると必ず報道されるのでイヤでも結果を追ってしまう。
今年の初場所でふと思ったのは、優勝争いではなく3日目の魁皇-千代大海戦。
勝負は、魁皇が勝って幕内最多勝記録となる808勝を上げた。
と同時に、千代大海が引退を決意する一番になった。
99年の初場所に大関になって以来、フラフラと勝ったり負けたりで、史上最高の14回のかど番で65場所続けた大関の座から陥落。今場所は関脇で戦っていた。
両力士の関取としての明暗をはっきり分けた一番。
魁皇の抜いた807勝は、千代大海の師匠である九重親方(元横綱千代の富士)の記録。
自分の記録が、自分の弟子の敗戦によって塗り替えられてしまった。
スポーツ界の記録は塗り替えられる為にあるので、いつかは更新されるけど、この一番の結果によって複数の人がそれぞれの思いを持ったに違いない。
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