2010-01-01

続・何でも値下げ

新春大売出しの大手旅行会社のパック旅行の一例に・・・
  ソウル3日間 14,800円
  グァム4日間 19,800円
  ハワイ4日間 59,800円
中には、ソウル3日間・グアム3日間 9,800円なんていうのまで。

消費者・旅行者から見れば安いに越した事はなくても、価格の内訳を考えてみると・・・
ソウル3日間の場合、2人1部屋の設定でホテル代が6,000円に飛行機代が8,800円という感じかな?!
とても健全な経済活動をしている価格とは思えない状態で、必ずしわ寄せがどこかに来るハズ!

10年以上前なら、ハワイツアーは最短でも4泊6日・・・それが3泊5日になり、今や2泊4日。
消費者が価格重視になったのに合わせて、パッケージを作る側も期間を短縮して値下げしてるんだろうけど、食品のパッケージは同じで内容量を減らして価格を下げる手段と同じようなもの。。。
それに、ハワイ現地2泊という事は、数時間しか睡眠時間が無いままホノルルに早朝到着して午前中は土産物店に連れて行かれ、午後になってやっとホテルの部屋にチェックイン。
旅慣れてないと最初の晩は時差と睡眠不足でグッタリ。
2日目は丸1日の自由時間があっても、もう翌日は早朝に帰国の途に・・・1日遊んで買物して荷作りして寝たと思ったら朝5時起きしてホノルル空港へ。。。
ハワイ旅行に行った。というアリバイ工作ような・・・こんな余裕の無い旅行に行って楽しいんだろうか?!

ハワイ4日ツアーなんていうのは、消費者の要求する価格に合わせて出てきた製品の代表格。
日本の消費者も、どうせ買うなら価格だけでなくユトリのある製品・・・と考え始めないと自分で自分の生活を窮屈にしまってるんではないだろうか?!

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