2010-01-14

消費者ホットライン

去年の9月から5県でスタートした消費者ホットラインも、一昨日12日から全国展開。
0570-064-370にかけると最寄の自治体の相談窓口につながる。
と言うと聞こえは良いが、一度はIT大国を目指すと言っていた日本政府が作ったシステムにしたらお粗末!!

まず、今後増え続けるであろう「IP電話」からはつながらない・・・プリペイド携帯電話やPHSもダメらしい。
全国展開しても、80以上の自治体には自動接続出来ないから個別の電話番号にかける必要がある。
その自治体の多くは、経費削減の為に「IP電話」を導入している自治体。

要は、インターネット対応になってなくて、今後増え続ける「IP電話」は、かける事も受ける事もできない時代遅れな設備・・・という事に。
皮肉にも「あらゆる無駄を省く」と言っている政府の新しいシステムが無駄を省いたところには繋がらない。
IP電話の自治体には、アナログ電話を導入するように要請したらしいし、ほんとに日本の役所は何を考えているのやら!?
消費者庁は、「事業を進めながら改善を目指す」と言っているけど、結局近いうちに交換機の入替えをしなくてはいけなくなって、業者に追加の金を払う約束をしちゃってるんじゃないか??
もしその為の予算計上をしてたら当りだし!!

福島消費者担当大臣が、「一斉でないのは残念」と記者会見で言っていたけど、何ヶ月も遅れたあとで、こんな不完全な古いシステムしか作ってもらえなかったのが非常に残念!!

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