2010-01-18

続・WILLの過去形

この週末は、日本の大学入試センター試験が行われたらしいけど、学生時代は全く分からなかった英文法の事を思い出したので・・・先週、試験前に書いた方が良かったかな?!
でも、受験生がこんなブログを読んでる訳が無いから一緒か!?


基本的に敬語の無い英語の中で唯一丁寧な言い方で使われるWouldやCould。
WILLやCANの過去形を使うと丁寧語になる・・・なんて、これまた訳の分からない教え方をされた方々も多いのでは?!
ユトリの無かった中学教育(?)で、頭ごなしに覚えさせられた記憶だけが残っている。
もちろん、自力で勉強して正しく理解された方も多いんでしょうが。。。

この「過去形が丁寧」を取り入れて、最近の変な日本語の「~でよろしかったでしょうか?」という表現に通じているとすれば、これまた言語教育が間違った方向に向ってしまっている


I Would Like To・・・、Would You・・・?、Could You・・・? が丁寧だと受取られる理由は、先月
http://lovely-aki.blogspot.com/2009/12/blog-post_10.html
で書いたように、Shall、Will、Can、Mayとその過去形Should、Would、Could、Mightは、時世ではなく可能性を表現しているから。
「できないと思ってるけどやりたい。」 「やってもらえないとは思うけど、やってもらえたら嬉しい。」
と言う感じで、可能性の低い事を認識した上でのお願いになるから、へりくだった言い方になる。
これも、大人になり、社会に出て、海外に出て、やっと認識した事・・・ちょっと遅かりしだけど。。。

当時は英語を使いこなそうなんて思いは微塵も無く、試験に通るのが唯一の目的だったから仕方ないけど、それが日本のグローバル化を妨害しているという事もどこかで覚えておかないといけないな。

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