2009-04-18

日本車購入





朝からキレイな秋晴れ。
週末はゆっくり寝るハズだったのに、オウムが悲鳴をあげるような鳴き方をして起こされる。
その上、今日は大きな買い物を予定する勝負の日!


うちのガレージには、今2台の欧州車が・・・
1年目前のB社製と6年半のO車製。
日本車同様、ほとんどトラブル無く走って来たが、
6年半経つとさすがに小さな異音がしたり気になるところが出て来たので、
路上で止まってしまう前に換えてしまおうかと思うようになった。
どうせ換えるなら、日本人として、困窮してる日本のメーカーを助けようか。。。
今日は、日本のT社・M社・S社あたりを巡ることにした。

結論から言うと、まず家から一番近いT社のディーラーに行って、
1時間半のネゴの末に決めてしまった。
値段の折り合いさえ付けば、1番良いと思ってたのでマズマズの結果。
ちょっと長くなるけど、簡単にそのSuccess Storyを。。。

ショウルームに入って、最初に近寄ってきたSales Ladyは、
アジア系の顔立ちをしてて、話を進めていくとスリランカ人だと分かった。
今は日本車を売っているのに、数年前まではスリランカ航空のCAをしてたそうで、
日本にも度々行ったと言っていたが、当然仕事上ホテルは成田空港近くなので
行ったの成田だけだけど、成田はキレイな所だと感激していた。
成田は東京じゃないんだよ・・・と念を押しておいたけど。。。
だけど、日本でCAから新車セールスに転職なんて、有り得ないよなぁ~


まずは、下取り車・・・
話を分かり易くする為に、1ドル=100円で進めます。
1400cc、6年半、4万5千キロ、オートマ、擦り傷凹み有り。
日本だと5~6万円からスタートで、新車の値引きを入れて結局15万円。
というのが一般的な状況だと思う。

基本的に、Australiaの中古車需要は多いし、市場も大きいので下取り価格も日本より高い。
同年式、同モデルの市場価格を調べたら、下取りで45~55万円。個人売買で50~65万円。
走行距離はAustraliaの標準には程遠く少ないけど、凹んでるしなぁ~

にも係わらず、最初に出て来た数字が新車の値引き込みで75万円。
下取り車+150万円ポッキリで買い換えられると。。。
正直言って、下取り60万に値引き10万あったら、手を打っても良いと思って出かけてた。
でもまぁ、最初からそれだけ出してくれるんなら、そこがスタートラインで、これからが腕の見せどころ。

とりあえず、他社回って午後からまた来る。
と言ったのに、買うまで帰してくれそうにない雰囲気・・・ある意味、こっちの思うつぼ。。。
オプションで付けたい物は無いか? 
いくらなら買ってくれるか言ってくれ。自分の権限では無理だから、ボスに掛け合って来るから。
じゃぁ、6万5千円分のオプション付けて、140万円ポッキリだったら。
イヤな顔をしながらも、ボスのところに行って、数分後に帰って来た答えは144万円なら。

また、他社回って午後から来るわ・・・と言っても、
下取り車の査定をするのに持って行ったキーを返してくれない。
そうこうしているうちに、ボスが見かねて出て来た・・・これが限界の言い訳をしに。

実は、選んだ色のストックは無く、5月に1台、6月に1台しかAustraliaに入って来ない。
それも他社のオーダーで、自社のオーダーとの交換をして、ブリスベンから1000キロ陸送が必要・・・・と。
だから費用がかさむ・・・だけど、それは売る側の都合。
最終的に、半分助けてくれ。 と言われて妥協してしまった・・・142万円。
下取り車が、値引込で89万5千円になった。最悪70万円で出かけた事を考えたら大成功!

そもそも、Australia新車の納期・販売方法は、今の日本ではとても想像できない。
欧州車はもちろん、一部の車種を除いてほとんどの日本車も輸入。
新車を買いに行っても、自分の希望のグレード、色、オプションが全て揃う事は滅多に無い。
当然、オーダーから海路遥々地の果てオーストラリア大陸に来るまで数ヶ月かかる。
その為、顧客はディーラーがあらかじめオーダーしてストックしてるリストから選ぶ。
ショウルームの展示車が自分の希望に一番近ければ、それを買うしかない。
要は、靴や洋服を買うようなもの。
マネキンが着てる最後の1枚を脱がして買うようなもの。

その上、同じ左側通行の国同志なのに、日本仕様の日本車と、Australia仕様の日本車は、
似て非なる物。
日本で標準装備されてる最新装備は、Australia仕様にはほとんど無い。
日本人が最新と思わないような、Auto A/C、KeylessEntry、CVT、GPS等々
だから、同モデルの価格比較をしても時間のムダです!!

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