2009-04-17

Sydneyの大気汚染


今日も秋晴れの1日・・・
しかし、朝晩の冷え込みは、さすがに秋。
2月・3月の気温とは全く違う。


昨日の朝出社した時に、良く晴れた日の割にCityが霞んでると思ってた。
港町、海洋に面してるので濃い霧がかかることは年に何回かあるが、
昨日の場合は、霧よりも濃い色が付いていた。

今朝のニュースによると、昨日から南西の強い風が吹き、
大陸内部からの「埃」がSydney一帯に流れ込み、
Sydneyの「Poor Air Quality」について、
NSW州の厚生部と環境部から、人体の健康に関する注意報が出ていた。
過去7年間で、こんな注意報が出た記憶が無いが、
初めての状況なのか、単に個人的に見落としていただけなのか?!

日本で言えば、春先に中国から飛んでくる黄砂現象のようなもの。
Sydneyでは、Dust=埃と言っているが、まぁ砂も混じって飛んでるはず。
良く考えたら、車や家屋に積もって迷惑なのはもちろんだが、
黄砂の混じった空気を吸って健康に害は無いんだろうか?
黄砂は、火山灰と同様に迷惑者だけど、公害として扱われてないが。。。
アスベストのように、後々、肺の病気の原因にならなければいいけど。


大気汚染と言えば、ASEAN諸国や中国・インドと言った国々。
例えば、インドネシアでは、
家庭ゴミを庭先の焚き火で焼却する。
これは、低温焼却でダイオキシンの発生が考えられる。
毎年、大々的な焼畑が行われ、大量の煙が航空機の運行に支障をきたしたり、
その煙の大部分がマレーシアに流されて公害になっている。
6年前までは、ガソリンは全て有鉛・・・日本では70年代後半に姿を消したはず。
その上、老朽化した整備不良の車両も多く、工場の煙・車の排気ガスによる
本当の大気汚染公害が広まっている。
アパートの22階に住んでいたが、朝起きて外をみると濁った空気の層が下に溜まっていた。
遠くに見えるビル群も上層階だけ見えたり。

日本の都会の空気は、ここ数十年できれいになってきたが、
Australiaの場合は、移住による人口増加も続いてるし、
干ばつで大陸の砂漠化も進んでるし、この「埃空気」の日も増えるのかも。

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