2009-04-10

再びETC割引


ちょっと雲が出てたけど、まぁまぁの秋の行楽日和・・・
家の周りは、みんな何処かへ出かけてしまったのか、静まりかえっていた。
夕方、近所の公園に行ってみたら、芝生の上で多くの家族連れ、子供連れが戯れてたけど。。。
この秋の夕焼けを見る限り、明日も天気は良さそう。。。



やっぱり気になる日本のETC割引・・・本来の目的はどこにあるんだろう。
一見すると、国民・自家用車運転者の為の制度のように見えるが、
皮を1枚ではなく、2枚3枚とめくっていくと、誰か特定の人々の為の制度じゃないかと思えてくる。

日本の報道で取り上げられて、目立ってしまっている、「週末1000円均一」
もちろん、東京・大阪近郊区間は対象外だったり、今月末まで両端を請求されたりと
仕組みの複雑さも報道されている。

だけど、ほとんど報道されていない「平日割引」。知ってますか??
なぜ報道されないのか分からないけど、週末以上に大きな割引。
    0時~ 4時  5割引(深夜割引)
    4時~ 6時  3割引(平日夜間割引)
    6時~ 9時  5割引(通勤割引)
    9時~17時  3割引(平日昼間割引)
   17時~20時  5割引(通勤割引)
   20時~24時  3割引(平日夜間割引)
言ってみれば、ETC車載器を取り付ければ、いつ走っても今までより30%は安い。
もっと言えば、この時間帯。
普通、利用の多い期間は割高にするのが一般的なのに、通勤時間帯の割引率が高い。
地方で、通勤に車を使ってる人々に、もっと高速道路を使ってもらおう。という仕組み。

もし、これが、高速道路会社の判断で、企業努力により割引します。
と言うのであれば、全く疑念の余地が無いが、運営会社の方針に全く関係無く、
政治的判断で行われているから腹立たしい。

一番得をしているのは、高速道路会社。
何の努力もせずに通行量を増やし、通行料収入が増える。
通行量が増えても、料金割引されてるから収入が増えるかどうか?
と思ってる人は、騙されている多くの被害者の一人。
今回の割引分は、全て税金から補填されるから、通行量が増えた分は丸儲け。

ETC車載器メーカー。
今回の「特需」でどれだけの利益があったのか調べきってないが、
この器械が車と一体化してしまっているのがミソ!
車の買い替えをすると、このETC車載器も買い替え対象になる。
一度付けたら、次の車にも付けてしまうだろうし。。。

一見したら得をしているように見える「マイカードライバー」
車載器が2~3万円。取り付け料が1万円くらい。
たまたま、「週末1000円均一」につられて取り付けた人も多いでしょうが、
現在設定されてる2年間で、4万円近くの通行料を回収できるんだろうか?
毎週末出かけるなら別だが、走った分だけガソリン代も必要になるし、
日本の場合は、走行距離の多い車の下取り価格はガクっと落ちるし、
走って高速道路料金を節約した分くらいは、簡単に下取りで落とされる。

一番損をしてるのは、車を持たない納税者。
国が多額の借金を抱えながらも、せっかく納めた税金が高速道路会社に流れて行く!!

一体、誰が誰の為に作った制度なんだろう?!?

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