2009-04-04

1年で一番長い夜

やっと雨が上がって、時おり青空の覗いた土曜日。
だけど、朝から南風ピィ~プゥ~で、冷たい風が体感温度を下げた一日。


さて、例年より約2週間延びたNSW州の夏時間も今晩で終了。
日本では信じられないけど、この「州」と言う制度は、
時間の変更をいつにするかも州の決定事項。
だから、Australiaの国内でも、夏時間を使う州が有ったり無かったり、
時間の変更も他の州より1週間早かったり遅かったり、
この時期に州間の移動をすると、その認知だけでも大変・・・
日本も道州制を目指すグループがあったり、夏時間導入を目指す活動があるらしいが、
こんな事まで考えてるんだろうか??

現時点で日本に導入されてない制度だから、日本語名は「夏時間」「冬時間」と言われているし、
英語でも「Summer Time」「Winter Time」と言うと思ってる人も多いと思うが、
これは全くの誤り・・・欧米人に「Summer Time」というと、多くの場合、「夏の間」と思われるだろう。。。
英語で正式には、「Standard Time」と「Daylight Saving Time(DST)」。
日本語にしたら、「標準時間」と「日照有効利用時間」。
普段の英会話では、「DST」で通じるし、それが普通の言い回し。

そこで、今晩何が起って時間が変わるのか?
基本的に、人々の行動が1番少ないと思われる、日曜日の午前2~3時が使われて変更される。
今晩(明朝)のように、標準時に戻る場合は、午前2時59分の1分後が午前2時になる。
だから、公共交通機関等は、この2~3時の間に発着が起きないようにしている。
家中の時計を、寝る前に変えるか、起きてから変えるかは各自の自由だけど、
夜更かししたい人は、寝る前に1時間戻せば、午前0時もまだ11時と思える。
朝寝をしたい人は、起きてから1時間戻せば、朝10時まで寝てしまったと思ってもまだ9時。


ちなみに、夏時間の始まる夜は、午前1時59分の1分後に午前3時が来る。
日本での夏時間の導入の話もあるようだが、日本ではメリットがあるんだろうか?
コンビニ、映画館、ボーリング場、ジム、ゴルフ練習場、カラオケ、ネットカフェ、
何もかもが24時間ベースで活動してるなか電力の消費量が変わるとも思えないし、
サラリーマンが明るいうちからオフィスを離れるとも思えず。。。
強いて言えば、塾帰りの子供たちが明るい内に家に帰れるかな?!
明るくなったら、その分塾の授業時間が延びるんだろうなぁ。。。
と言う事で、個人的には日本のDSTにメリットは感じない。。。

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