旬の世界のニュース

スイスに来て、ホテルでの限られた英語のテレビ放送はＣＮＮ・ＢＢＣ・ＮＢＣだけ。
要は、フランス語、ドイツ語、イタリア語の放送は、スイスだけでなく近隣諸国の放送が見られるけど、英語に限定するとニュースしかやってない。
必然的に、テレビをつけるとニュースが流れる・・・個人的に英語より米語の方が聞きとり易いからＣＮＮ。
実際は、ＣＮＮも時間帯によって香港やロンドンのキャスターが出てくるから１００％米語でもなく。

先週末から流れっぱなしのニュースは、
ニューヨーク タイムズスクェアの爆破未遂事件・・・容疑者のパキスタンからのアメリカ住人がＪＦＫ空港で捕まった時には、鬼の首を取ったような騒ぎだった。
徐々に、車の売買経緯、容疑者の名前、容疑者の目的地が明らかにされ、今の焦点は搭乗予定だったエミレーツのドバイ便への連絡内容や対応が適切だったかどうか。

もう一つの大きな話は、メキシコ湾でのタンカーからのオイル漏れ。
今週初めに、イギリスのＢＰの責任をアメリカのオバマ大統領が指摘し、未だかつてない無い海底清掃用の巨大な筒を作って油の吸い取りを試みるらしいが、効果のほどは未知数。
グレートバリアリーフの座礁がひと段落したら、今度はそれ以上の量の油がメキシコ湾とアメリカの沿岸に。

あとは、
ギリシャの経済危機による国民暴動・暴徒化。
タイのバンコクだけでなく、ヨーロッパでも政府不信からの暴動が。

そして、
今日行われたイギリスの下院総選挙。
日本では選挙＝日曜日。
ところが、多くの諸外国では投票日が平日に設定され、週末の休暇の妨げになったり、休暇を理由にした不投票を避けるために。
オーストラリアでは、不投票は国民としての犯罪扱い。

これらのニュースが日本で詳しく報道されない代わりに、
アメリカのＣＮＮでさえ、日本で最大の関心事の普天間の「ふ」の字も一切取り上げられていない。

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