反捕鯨団体Sea ShepherdのAdy Gilの船長だったニュージーランド人Peter Bethuneが日本で起訴され、先週東京で初公判が開かれた事に対する対抗処置では無いと思うけど、タイミング的にはピタッと一致してしまった。
IWCへの提訴の決定は、先週木曜日の晩にオーストラリア政府から日本の岡田外務大臣に正式に伝えられたらしいが、岡田大臣だって自分達の選挙公約の普天間基地問題アメリカと話をしないといけないし、韓国が哨戒艦沈没事件で北朝鮮を国連安全保障理事会に提訴すれば日本の安全保障にも係わるし、その上にオーストラリアから鯨の話が飛び込んで来て・・・まぁ、やってられない心境なんでは!?
日本の捕鯨に関して言えば、これも事業仕分けにかけたら良いのに。
この調査捕鯨を実施している財団法人 日本鯨類研究所とサポートをしている任意団体 日本捕鯨協会。
両団体のホームページを見ても、書かれている南氷洋調査捕鯨の目的は、ちょっと素人には理解できない。
a)南半球産ミンククジラの資源管理を改善するための生物特性値の推定
b)南極海海洋生態系における鯨類の役割の解明
c)鯨類に及ぼす環境変動の影響の解明
d)南半球産ミンククジラ資源管理を改善するための系群構造の解明
公表されている調査結果は、サンプル数(捕獲数)や発表した論文の数だけで、毎年800頭からの鯨を捕獲して何が推定され解明されたのかが全く解明できない!!
その反面、乗組員に対する帰港後の土産・分譲品と呼ばれる鯨肉の割り当て。
去年は、約200人の乗組員に約2トンの鯨肉が土産と称して自宅に配送され、約700kgが分譲品として売られたらしい。
個人的には、鯨を食べる事に反対では無いけれど、世界中で捕鯨をしているのは、日本・アイスランド・ノルウェーの3ヶ国だけで、こんな結果を発表するだけだったら世界の国々からは受け入れ難い調査だな。。。
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