2010-05-25

偽装の修復

今はもう忘れかけている単語の中でも、一世風靡した「耐震強度偽装」。
正式には、「耐震強度構造計算書偽装事件」と名付けられたらしいけど、毎日・毎朝・毎晩ニュースに出てきた名前と言えば、
   姉歯一級建築士、
   構造計算書、
   木村建設、
   シノケン、
   ヒューザー、
   イーホームズ、
   日本ERI、
   等々。。。
あの事件の発覚したのは2005年11月で既に4年半前の事らしい・・・光陰矢の如し。

マンションやホテルを設計する際に、構造計算ソフトウェアの計算結果を改ざんすることで、建設する際の鉄筋量やコンクリート量を減らして建設費用を抑えようとした犯罪。
数十年の住宅ローンを組んで新築マンションを購入したら、震度5で崩壊する恐れのある建物だったという何とも悲惨な事件。
設計偽装した建築士やそれを依頼した建設会社だけでなく、その偽装を見抜けずに建築許可を出した役所にも避難・批判が。

その偽装されたマンションの一つ、藤沢の「グランドステージ藤沢」の建て替え済んで、先週末に「ロワール湘南藤沢」として再入居が始まったらしい。
44戸の新マンションには、以前の住民17世帯のうち13世帯が入居して、残りは賃貸にされて、賃貸収入は数年後から住戸を所有する住民の収入になるらしい。

いずれにせよ、あってはならない事件で、役所が絡んでいたにも関わらず、住民が大きな犠牲を払わなければいけなかったなんて、何とも不合理な結末。。。

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