2010-05-06

ユナイテッド+コンティネンタル

とうとう、同サイズの航空会社が合併して世界最大に。
コンティネンタルの尾翼デザインを残したまま、ユナイテッドの胴体デザインで飛ぶ・・・という、ちょっと想像できなかった結末。

振り返れば、日米間の太平洋路線に最大の路線網を持ったパンナム(Pan American Airways)が破産し、当時アメリカ国内最大の路線網を誇ったユナイテッド航空に成田の発着権や以遠権を売却。
1988年にニューヨーク生活を終えて日本に帰る時、ニューヨーク-ホノルル直行便に乗ったのが、最初で最後のパンナム経験。
アメリカ国内に路線網を持つ航空会社が日本・アジアに乗り込んで来ることになり、日本ではJALの太平洋路線の脅威としてニュースになった。

そのユナイテッドも2002年に経営破綻し、従業員が中心となって会社再建をして、再び世界最大の航空会社として戻ってきた。
JALも5年早く経営破綻していたら、全く違う再建方法があったかも知れないのに今や手遅れ。

この新ユナイテッドの就航都市は350以上らしい。
日本の翼JALグループの現在の就航都市が国内60・海外40で削減作業中なので、とてつもない就航規模の違い。
Sky Teamがグループ会社全体で840都市だから、そろ40%以上を1社で網羅。

Sky Teamでデルタとノースウエストが合併し、Star Allianceでユナイテッドとコンティネンタルが合併し、 唯一残されたJALの所属するOne Worldのアメリカン。
JALも、Americanも、One Worldも競争に打ち勝って生き残れるんだろうか?!

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