2010-05-18

メコン川

中国西部から、ラオス・タイ・カンボジアを経てベトナムで南シナ海に流れ込む、全長4,800kmにもなるメコン川。
小学校で習ったメコン川は、しばしば洪水が起こるものの、豊かな水流を使って、メコン・デルタでの米の2毛作・3毛作だった・・・と思う。

ところが、今のメコン川は水位が低下して、農業・漁業・水上交通に影響を及ぼしているらしい。
これが、地球規模の気候変動にによる原因なのか、流域の40%を占める中国が4つの水力発電用ダムを作ったのが原因なのか。。。

中国の経済発展と共に、金属の需要の増加が世界的に値上がりを招いたり、電力不足で新たな発電所建設が必要になって今回の渇水を引き起きしているのか・・・下流の国々は中国に抗議しているらしいが、中国は気候変動の渇水が理由と。。。

何ごとにつけても、中国が自分の非を認める事は無いから、この返答も予想の範囲内。
先週の中国のヘリが日本の自衛艦に異常接近したのも、日本の艦船がそこに居たのが理由だと、訳の分らない主張。
ヘリと軍艦のどっちが身軽に進路変更できると思ってるんだ?!
日本の外務大臣も、それに反論するではなく、「意見は平行線」で終わらせてしまって・・・まぁ、深入りしても時間の無駄かも知れないけど。。。

中国の対応を批判するだけでなく、メコン川下流諸国の住人の生活に支障をきたしているのは確かで、これらの国々は適切な対応をしてるんだろうか?!

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