2011-03-18

シドニーの報道 ➄

母国の非常事態の中、当分の間、SMH(Sydney Morning Herald)のニュースを中心にシドニーでの災害報道の要約を載せる事にしました。


地震・津波から1週間経って、オーストラリア人の所在不明者は22人に減少。
原発のニュースは続いているものの、大見出しにはならず、その他の災害に起因するニュースが見だしに。


日に日に、在日外国人が日本を脱出・・・国によっては、脱出用のチャーター機を用意したり、オーストラリアは日本脱出費用が無い場合は金銭的なサポートをすると。
しかし、脱出前に日本への再入国ビザを得ようとする7千人以上の人々の列が入国管理局に。
日本人には関係の無い思わぬ所に渋滞が。。。


そして、世界の思いは日本の想像していないところへ。
戦後最高値の76円前半を記録した円ドルレートは、今朝のG7の協調介入で82円に戻したものの・・・この災害時に円高とは更なる輸出事業への影響が懸念される。
ところに来て、今日の報道では複数の国際的な大手ホテルチェーンが、レストランから寿司メニューを外したり、日本からの鮮魚輸入を中止・・・。
魚介類だけでなく、和牛も不買の対象になってるとか。

現在のところ、科学的には日本近海の魚介類が人体に影響を与える汚染レベルだと言われてなくても、サービス業とすれば顧客の安全が1番。
円高の上に、不買行動が進むと、日本経済は悪化を辿るのみ。。。


この大震災復興費用を確保する為に、一時的に消費税を上げるとか、ガソリン税を上げるとか言い出す政治家は居ないんだろうか?!
何でも赤字国債で将来に先送りするのではなく、1年間限定だったら、ほとんどの国民が同意してくれると思うんだけど。。。

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