2011-03-16

シドニーの報道 ➂

母国の非常事態の中、当分の間、SMH(Sydney Morning Herald)のニュースを中心にシドニーでの災害報道の要約を載せる事にしました。


今日のシドニーでの日本に関する報道は、福島第一原発事故関連一色。
その他の震災関連ニュースは、この放射線被害関連の一部。


まずは、Julia Gillard首相の記者会見で、オーストラリアのレスキューチームが福島空港に降り立った。2人の先陣が放射線量をチェックしたけれど非常に低いレベルで、すぐに、被災地で安否の確認されていない145人のオーストラリア人の捜索に当たる。
IAEAに確認しても、人体に影響の出る放射線レベルではなく、非常に低いレベルの汚染に過ぎない。


その反面、最悪の事態に陥ってしまった場合、
放射能が風に乗ってアメリカ西海岸に到達し、健康被害や家畜への影響が心配される。。。

香港・シンガポール・フィリピン・韓国では、日本からの輸入食品の放射線検査を始めた。


小見出しとしては、
Australians in Japan
今朝6:30現在、144人のオーストラリア人の所在が不明。
今までに、被災地に居た119人を含めて、3230人の安否を確認。

Travel advice updated
現在の放射線レベルは非常に低く人体に影響ない。
福島に居たオーストラリア人への影響は無い。

Flights re-routed
ドイツのルフトハンザ航空は、成田発着便を中部・関西空港発着に変更。
月曜日に成田から帰った機体の放射線検査をしたが検出されなかった。

Survivors found four days after quake
この状況下での嬉しいニュース・・・地震発生から4日が経ち、2人の老男女が無事に救出された。
しかし、未だに100万人の人々が水・電気・燃料・十分な食料の無い状況で、数十万人が住居を失い雪降る気性下で避難所生活を送っている。

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