2011-03-01

ところ変われば

先週のニュージーランド・クライストチャーチで犠牲になった人々、それに富山から英語研修に行っていた19歳の少年少女。
まだまだ、未来への希望に満ち溢れていたはずなのに。。。

人命の捜索は、地震発生直後から24時間体制で行われて、ビル倒壊現場からの100体を越える遺体収容が発表されても、身元確認されているのは今日時点で10人以下。

被害者・犠牲者の家族の皆さんには、本当に切ない状況でしょうが、捜索活動はNZのルールに則って粛々と。
日本の災害現場で見られる遺体安置所の公開は、多くの海外の国々では行われない。
これは、プライバシーの感覚の違いが一番の要因だと思われる。
欧米では、遺体を並べて家族以外の人々に見せると言うことは許されない事なので。。。

だから、役所が歯型やDNA鑑定をし、身元が判明した人を家族に引き渡す。
どちらが正しいという答えの無い、それぞれの国のしきたりの違い。


もっと身近な例で言えば、
日本のとある引越業者は、新しい白いソックスを履いている事を宣伝しているけれど、オーストラリアでは引越作業中に安全靴を脱ぐことは法的に許されない。
日本人が、靴を脱いで家に入って欲しいと頼んでも、作業中に何が落ちて来るか分からない危険が伴うという事で脱ぐことは無い。

と言うことで、これからの世界は、いつどこで事件・事故・災害に遭うか分からないし、自分のDNA確認できる物をどこかに保存しておかないといけないのか?!

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