2011-03-19

シドニーの報道 ➅

母国の非常事態の中、当分の間、SMH(Sydney Morning Herald)のニュースを中心にシドニーでの災害報道の要約を載せる事にしました。


Fears deepen for missing Aussies in Japan
オーストラリアのDFAT(Department of Foreign Affairs and Trade)の渡航情報は、今朝も東京と以北へは不要な旅行をしないように。
その上、福島第一原発から半径80km以内には止まらないように。

3日前の140人からは減ったものの、依然として10人のオーストラリアの消息が不明で、全員が津波発生時には被災地に居たと思われている。


商業フライトが運行されているので、オーストラリアは日本を脱出しようとしている国民に脱出手段を提供していない。
現在のところ、カンタス便の席数も十分にあるし、最悪の事態には、24~48時間でカンタスの臨時便の手配ができるようにしている。
経済的な援助が必要な場合は、チケット購入資金用の緊急ローンも東京で準備中。


Engineers race to supply stricken nuclear plant with power
原発事故は「時間との戦い」・・・技術者が電源を回復し、水ポンプを回復させて原子炉の冷却が出来るように奮闘中。
今日のシドニーの雨を福島の放水活動の補助に分けてあげたい。


Japanese earthquake, tsunami toll rises to 18,000
犠牲者の数は、1995年に西日本の神戸を襲った震災を超え1万8千人に達した。
未だに死者数よりも行方不明者数の方が多いと言うのは、今後の復興作業の気になるところ。

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