2011-01-24

賃金交渉の季節

日本では、いわゆる春闘・春季賃金交渉が先週からスタートし・・・

労働側の連合は、賃金(諸手当を合わせた給与総額ベース)の1%引上げを要求。
ここでのからくりは、毎月の給料を1%上げようとしているのでは無いこと。。。

一方の経営側の経団連は、定期昇給の維持を容認しても、それ以上の賃上げは受け入れず、賃金より雇用を重視する方向を主張している。

数ヵ月後にどこに落ち着くのか見守るしかないけれど・・・双方にとって最良の結果で、日本の将来に明るい兆しの残ることを祈ります。



それに反してオーストラリア・・・定昇やベアがある訳ではなく100%職務・職能給。
去年1年の目標達成度に応じて、基本給の昇給も決まるし、出来高払いのボーナス額も決まる。
今年の基本給昇給率は・・・数字は伏せて置く事にして、オーストラリアのインフレ率に非常に近い数字。

昨年分の部下の人事考課も全て終わったので、あとは基本給の昇給額の計算を人事部に提出するだけ。
日本のように、OO手当がある訳でもなく、年収÷12が月収という単純計算。
それに、年に1度有るか無いか分からないボーナスが会社と個人の成果によって・・・日本のように年収に組み込まれてしまったボーナスではなく。。。


最近の豪ドル高と毎年の昇給率がこれだけ違うと、日本とオーストラリアの給与総額は・・・追い付け追い越せは既に終わって、オーストラリアの収入は日本よりかなり上になってしまったんでは?!


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