2011-01-03

駅伝三昧②

今日の箱根駅伝の復路のテレビ中継に見入ってしまった人も多いはず。
明日の新聞の見出しだけ見れば、前評判通り早稲田大学が出雲・全日本・箱根に勝って悲願の学生駅伝3冠に。

昨日の往路は5区で東洋大が予想通りの逆転で1位。
今日の往路は6区で早稲田大が途中転倒しても1位を奪取してゴールまで逃げ切り。
東洋大は7区以降で早稲田大を上回る区間記録を残しながらも、往復217.9kmを約10時間59分51秒(39,591秒)で走り抜いた結果・・・1位と2位の差は21秒。
運動会の徒競走で優勝タイムを15秒だとすると、0.008秒差で負けたのに匹敵。
3連覇を逃した東洋大の悔しさは計り知れず・・・テレビ中継で結果を見ていると最終10区の選手が21秒及ばなかったように見えてしまうが、チームとしては10人全員が同等の責任を感じて、今後1年の辛い練習の糧になるはず。


優勝争いとは別に、もう一つの大接戦は10位争い・・・10位以内に入れば来年のレース出場が確約される。
11位以下になると、10月に20kmを走る予選会に出て、40校近い学校の中で上位9位以内に入らなければならない。
この予選会通過の難しさはサッカーのJ1・J2入替えよりも難しいかも知れない・・・今日シード権を逃した9校の他にも、去年連続出場が52で途切れた順天堂大、今年連続出場が43で途切れた大東文化大を始めとして、亜細亜大・法政大・国士舘大等々の常連校との戦いの為に集中しなくてはいけない。
夏合宿が終わって1ヶ月、本戦の2ヶ月以上前に本調子にするのは、コンディション調整も一苦労。

そのシード権争いで、今日は10位と11位の差はたったの2秒・・・距離と言うか、差は3メートルくらい。
218kmで3mというと、100m走だったら1.3ミリに相当。
これも、アンカーが1時間以上走る中で2秒早く走れば良かったようなものの、アンカーの選手以上にチームとして責任を感じているであろう他の9人の選手達・・・スポーツに「タラ」は無いけれど、9人が0.3秒ずつ速く走っていたらシード権を獲得できたかも。。。


駅伝という競技は、球技と違って選手が同時に競技に参加することが無い分、余計に他の選手のことを考えるようになってしまうのでは。
そんな後輩たちの姿を見てから自分の走り初めに行くと、学生たちの走りのイメージが脳裏に残ってしまっているけれど・・・悲しいかなもうあんなにバネの利いた走りはできず。。。

とりあえず、今年はハーフマラソン1時間40分を2011年の努力目標に!!


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