2010-12-20

年金支給額引き下げ

なんか、年金を話題にするのは久しぶりな感じ。。。
年金受給中の人々や年金受給を目前にした人々には非常に良くないニュース。

法律の規定に従っているとはいえ、「全体的に物価が下がり、現役の賃金も下がっている」ことを理由に下げて良いんだろうか?
他の国と社会制度全体を比較せずに一部の制度だけを比較するのは良くないけれど、オーストラリアのように個人で年金口座を管理して自分自身が働いた分が老後に確保されている方が公平に見えてしまう。。。

日本では、50歳を過ぎたら年金支給見込み額を送っているようだけど、こんな見直しや減額があるなら、あの税金からの印刷料・郵送料は何の為の出費??


とにかく、日本の一番の問題はもちろん財源・・・それに輪をかけて、全く収支の全体をみて計画的な出費をしていない。
財源の見つからないまま、子供手当ての増額が決まってしまう。
財源に関係なく高速道路の休日1000円を維持。
支給の引下げは決まったけど、年金の国庫負担金50%維持の為の財源は未定のまま。

法律を遵守するなら、支給の引下げだけでなく負担金の50%維持も果たさなければいけないのに、去年・今年と財政投融資特別会計の積立金を流用して穴埋めしたけれど、この資金も底をついて来年は無理。
財務省は、独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」の利益剰余金に目をつけているらしいけど、国土交通省は受諾する気が無く無理そう。

困った時には、また赤字国債なのか?!
財政健全化の一端で国債発行額を44兆円以下に抑える・・・と、財政健全化と良さそうな名前を付けても、毎年44兆円の新たな借金を作って行ったら絶対に健全な状況とは思えない。

来年度予算設定の為にも政府は今週中にこれら全ての結論を出さなければいけないんだろうけど、何事にも「一生懸命やってます」と言っていた鳩山首相から、「最後は私が判断します」の菅首相になり・・・いつが最後なのか、なかなか首相の判断を教えてもらえない。。。


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