2010-12-02

A380のエンジン問題

カンタスのA380のエンジンがシンガポール離陸直後に破裂して約1ヶ月・・・3週間の調査・修理のあと、CEOまでが乗り込んだ飛行再開から約1週間が過ぎ、カンタスの6機のA380うちの2機が「職場復帰済み」。
今後は、順次定期航路に戻るはず。。。


そんな状況の中、新たな事故原因らしき発表が。。。
それは、ロールスロイス製Trent 900型エンジンのベアリングにオイルを供給する細いパイプの欠陥。
断面から見て、パイプの厚さに不均衡があり、それに起因して金属疲労でパイプが切断され、結果としてエンジンの破裂に至ったのではないかと。

これが、基本的な構造上の問題なら、同じエンジンを使っているシンガポール・ルフトハンザのA380にも同様の事態が想定されるのでは?!
両社共に、日本にA380を就航させているし。。。

しかし、ロールスロイス曰く、これは「Modification-A」のエンジンでの事で、最新の「Modification-C」のエンジンでは改修されていると・・・3基の「Modification-A」エンジンは、カンタスの機体から取外し済み。
そして、カンタスは自社の機体の「Modification-B」のエンジンで同様の事象がないか検査を開始。

そんな今日、カンタスはロールスロイス社への損害賠償請求で提訴。
カンタスの6機のA380全てが空に戻るのはいつになるのやら?!


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