2010-10-21

国際空港行政

とうとう、羽田の4本目の滑走路が完成し、新国際線ターミナルと共に運用が始まった。。。

以前も書いたように、1978年の成田開業当初は、羽田を東京国際空港、成田を新東京国際空港と呼んでいたのに、いつの間にか羽田空港・成田国際空港と呼ばれるように・・・確かに東京には無いんだから新東京国際空港と言われると外国人には誤解を与える。

利用者にしてみれば、千葉・茨城県民以外は羽田の方が便利に決まっている。
都民だけでなく日本各地に飛ぶ国内線が充実している羽田なら国際線と国内線の乗り継ぎも便利になる。
羽田-成田間を1時間以上の時間と3千円をかけて、自力で荷物を持って移動するなんて避けて通りたい。

成田空港建設の時には、政府が地元の反対を押し切って無理やり建設したのに、今は国が両空港並存と言ういい加減な提案・発言をして混乱を引き起こし。。。
利用者は羽田を好むのに、千葉県・成田市だけの為に空港を存続させ、航空会社も両空港に人員を配置し便を振り分けて。。。

並存状況は関西・伊丹・神戸も同じ状況だけど、成田・羽田の場合は空港同士が競争を始めてしまって最悪のドロ沼。。。
羽田の発着枠が増えたら成田も増やして新たなLCCを勧誘したり。。。

いずれにせよ、国が管理する空港にもかかわらず、日本政府がハッキリした方向性を持っていないから、それぞれが勝手に投資を始めて将来的な無駄を生み出すことに違いない・・・成田に第3ターミナルを作る話も出ているし。。。
誰か、ハッキリさせられる政治家は出てこないのか?!


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