2010-10-05

最近の日本の携帯電話

ここでは、何回となく吠えている日本の携帯電話ネタ。
http://lovely-aki.blogspot.com/2009/06/blog-post_28.html
http://lovely-aki.blogspot.com/2009/11/blog-post_10.html


日本の携帯電話網がデジタル化されたのが阪神大震災のあった1995年の直前。

1999年2月にDoCoMoがiモードを導入し、パケット通信網を利用して携帯電話からのインターネットアクセスが可能になったのは日本が初。
日本の他社も似たような機能で追随して、インターネット=携帯電話という世界でも稀に見る特異な環境が出来上がってしまった。
パケット通信網と言えばNTTのデータ通信の得意とするところ・・・DDX-CやDDX-Pというデジタルネットワークが企業の通信網に使われていた。

そんなことをしているうちに、日本以外の国々が世界標準と化したGSMを使う中で、日本と韓国だけが世界から隔離されてしまった。
いわゆる、世界中で携帯電話がつながらないのは日本と韓国・・・状態。
その間、日本企業は携帯電話各社の要望に引きずられて、日本独自の新たな機能を次々と投入して多大な開発コストを費やされる。

そして、3Gネットワークが世界中の国々に導入されて、日本でも「世界標準」の携帯電話が使われるようになった途端に・・・予想通り次々と「世界モデル」が日本に入ってきた。
それも、スマートフォンという名を借りて。

今や日本の携帯電話市場で話題に上るのはスマートフォンだらけ・・・それも、Windows・iPhone・Androidと言ったOSを搭載したPCの延長上の電話達。
iモードは無いし、お財布携帯でもなく、ワンセグも付いていないような端末が好まれるご時世。

小さな日本国内マーケットだけの為に巨額の投資をしてきた日本企業なのに・・・携帯電話に関しては、日本以外の国々では知名度ゼロ。
ソニー・エリクソンがどうにか。。。
P・N・F・M・SH・Tと言われてきた人気モデル達も近いうちに絶滅種になってしまうのか?!

それもこれも、アップルに始まり、ノキア、ソニー、LG、HTC、サムソンという日本に馴染みが無くても世界で高シェアを占めてきたメーカーが徐々に日本市場に浸透してきて・・・この上にSIMロックが解除されたら日本の携帯電話市場は数年後には全く違う状況になってるんだろうなぁ。

日本企業も近いうちに撤退せざるを得ないだろうし。。。
またまた日本の雇用が減って景気が悪くなる一因。。。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
応援クリックでランキング・アップにご協力を!

0 件のコメント:

コメントを投稿