2010-10-06

平均給与比較

ちょっと下世話なタイトルに読めてしまう今日のネタ。。。

先週国税庁が発表した記事を引用すると、
日本の民間企業に勤める人が2009年の1年間に得た平均給与は、前年比23万7千円減(5.5%減)の405万9千円・・・過去最大の減少幅を記録した2008年の前年比7万6千円減(1.7%減)を大幅に上回ったらしい。

年間給与所得400万円以下が約108万人増加した一方、1000万円以上が約48万人減少・・・と、明らかに日本の給与所得者の収入は大幅減。
業種別では、製造業が前年比10.3%減、情報通信が8.0%減と上位を占めたらしい。
宿泊・飲食サービス業は、3.6%と減少幅は小さくても年間241万円と所得も最下位に。。。



一方で、今朝の新聞記事になっていたシドニー近郊の給与所得増加地図。
シドニー在住者以外の人には分かり難い地図でしょうが、半径約30kmのシドニーの住宅圏。
上の日本のデータよりは少し古くて大雑把でも、2003年から2008年までの5年間での給与所得の増加幅・・・この広域シドニーの平均で17.1%増加して平均年収$50,136(≒405万円)・・・いつの間にか日本の平均給与額を同レベル。。
増加幅の最高は33.5%で平均年収$109,500(≒876万円)

日本のバブル時期に、退職金を持ってオーストラリアに行けば豪邸で優雅な生活を・・・と言われていたのも今や昔。
今の両国の給与水準と物価を考慮すると、日本の退職金でオーストラリアで不動産取得なんて夢のまた夢。

人件費が世界一高いと言われていた高給日本は何処に行ってしまったんだ?!


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