2010-10-04

間違った走り方②

どうしたら正しく効率良く走れるか・・・の前に、歩くとは、走るとは、そして人間の身体の構造について。。。

歩く・走るの違いは、競歩・競走のルールと同様に、常にどちらかの足が着地しているか、一瞬でも体が宙に浮く瞬間があるかどうか。

そもそも、歩く・走るという行為は、自分の体を前に移動させる為に行って、それは片方の膝を上げて他方より前に着地する・・・これを左右交互に繰り返して前進する。
あらためて解説するような事では無い!

走る時には、後ろに残った足を素早く前に移動する為に地面を強く蹴る必要があり、その強さによって宙に浮いている間の移動できる距離が違う。
歩く時には、後方の足で地面を強く蹴る必要は無いが、体の重心を前方に着地した足の上に移動させる為の反動を付ける必要がある。

人間の下肢の物理的な構造を考えると・・・
前に上げた膝から下が着地する時に、前に出せば出すほど足裏の後方に近い部分から着地するはず。
できるだけ大股で歩くと分かるように、人間の足首はそれほど柔軟に動かずにほぼ90度の角度で前向きに付いているので、カカトに近い部分で着地し、つま先に近い部分で地面を蹴る。
と言うのが、必然的な動き。

では、この状況を考慮した上で、どうしたら効率良く身体に負荷をかけずに走れるかは次回(最終回)に。。。

過去の「間違った走り方」



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