不安な来年度予算案

政権交代して、経費削減や新規国債発行減少が売りになりそうな予算案なのかと思っていたのに・・・結局のところ、民主党政権と大差無く。
大差が無いどころか、２年前の９２兆４１１６億円を超えて、一般会計の総額で９２兆６１００億円の過去最大規模になるらしい。

民主党政権で減り続けてきた公共事業費が、４年ぶりに増えて５兆２９００億円に増え、国債の償還などに使われる「国債費」が債務残高の増大で２２兆２０００億円にも。。。
実際の事業に使われる費用の４倍の金額が、何も生み出さない借金の返済費用に・・・まぁ、予算の１/４は借金返済なんだから。。。


歳入の計算には、実質で２.５％の経済成長を見込んで、税収が４３兆１０００億円まで増えるとしているけれど、２％の物価上昇がいつ達成できるかも分からないまま見込める数字なのかな？！
国債の新規発行額は４２兆８５００億円に抑えられて、４年ぶりに税収が国債発行額を上回る・・・という皮算用の宣伝文句だけれど。。。
去年の１２月までマイナス成長だったのに、年間通して実質２.５％の経済成長が達成できるとは思えないし。。。
年度末には、また国債追加発行かな？？

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