伝説の経営者の予言

韓国勢に押されっ放しの日本勢・・・パナソニック・シャープ・ソニー・・・という面々が、
２０年前までの技術的な日本の優位は全く無くなり、今や世界中のマーケットは韓国勢の独壇場！

思い返せば、日本独特の技術や匠の技は、ほとんど全て「世界標準」のパーツに置き換わり、製品は世界標準のパーツをどう組み合わせて売るかだけに。。。
長年故障の無い性能は、数年毎に新しい技術が出て来て意味が無く・・・安くて数年働いてくれれば、数年で買い替えるし。。。


最近目にした新聞記事によると。。。
約３０年前に、日本企業の攻勢で家電部門を売却せざるを得なかったＧＥ（ゼネラル・エレクトリック）のジャック・ウェルチ元ＣＥＯが、
「あなたたちは、いつか韓国メーカーに負ける」
と、日本のパナソニック関係者に予言していたらしい。

なのに、適切な対応ができないまま・・・
その予言が、３０年後の今、正に的中してしまった訳で。。。


数ある要因の一つは、韓国のウォン安かも知れないけれど・・・
「良い会社」「大会社」を目指した日本企業が、小さな島国の中での評判を目指しているうちに、世界は全く違う方向に向かっていた。。。

アメリカの経済が停滞し、ユーロ圏が経済危機に直面し・・・そして頼りにしていた中国の経済成長も頭打ちになり。。。
中国市場に期待をした投資は無事に回収できるんだろうか？！

いずれにしても、日本企業への追い風は全く見られず。。。

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