2012-10-10

クレジット返済方法

日本では、クレジットカードの返済は、月々の購入額を全額返済するのが普通。
もちろん、返済が滞れば延滞金が発生したり、ブラックリストに載ったり。。。
でも、数日遅れたり、督促が来て支払いをすれば、利息や延滞金の請求が無いのが日本風の請求の仕方。

最近でこそ、日本のクレジットカード会社の収益が欧米諸国より少ないので、いわゆるリボ払いを推奨して利息収入を増やそうというクレジットカード会社の方針。


そもそも、クレジットカード会社の収益は、加盟店からの数%の手数料とリボ払いの十数%の利息・・・及び現金の借入利息から。
他国に比べて日本の収益が低いのは、ほとんど全ての人が月々の返済をしてしまうから、加盟店からの微々たる手数料しか入って来ないから。


その他国に含まれるオーストラリアでは、ほとんど(一般的な労働者の大部分)の人が、クレジットカードの限度一杯の買物をしたり、現金の引き出しをして、毎月最低限の返済を繰り返している。
なので、新たなクレジットカード勧誘の決め手は、現在の負債を移したら利息を割り引くと言うもの。


そんな状況下で、今年の7月からクレジットカード会社に義務付けられたのは、支払期間の表示。
きっと、多くの国民が多額の利息を払って、困窮生活を送っているのを憂慮してからからなのでは?!

例えば、
1,450ドル(≒116,000円)の請求に対して、最低支払額は36ドル(≒2,900円)・・・月々これだけ払っていれば、何の督促も来ない。
もちろん、残額に対して利息が加わる。

今後、一切買物・借金をせずに・・・
月々36ドルの返済を続けると、7年11ヶ月で完済できて、利息額が1,450ドル。
でも、もし月々の返済額を75ドルにすれば、2年で完済できて利息額は353ドル。
と言うような表示が、毎月の明細書に表示されるようになった。

これは、大きな差だし、消費者にとっては生活を安定させる大きな情報になるのでは。。。
もちろん、日本で宣伝されているクレジットカードのリボ払いも、似たような状況を作り出す要因なので、利用にはご注意を!!


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