2010-09-22

水道4本柱

日本での水源といえば河川かダム・・・どっちにしろ、川の流れから取水するか堰き止めて取水するかの違いだけで元は同じ。

今、シドニーで言われている水源は4つ。
 1.ダム    (日本と同じ)
 2.海水淡水化 (沖縄・福岡で実用化されてるはず)
 3.リサイクル水(日本のビル設備として使用)
 4.節水    (設備無くして誰でもできる)

技術を持った島国日本としては、淡水化をどこでもできるんだろうけど、出てきた塩をどうするか考えてからでないと、海に戻せば塩分濃度が上がって海洋生態への影響が、土壌に埋めても土地のphが変わってしまって地下水に混じるし。。。

節水に関して言えば、オーストラリアの一般家庭の子供への教育は、シャワーは2分以内らしい。
日本だと、もっと時間をかけて、しっかり洗って来い・・・と言われそうな時間。

そして、今日の話題のメインのリサイクル水。
日本では、ビルの地下にタンクを設置して雨水を貯めたり、大きな商業施設では浄化装置を設置して水洗や空調に使ったりしているところが。
シドニーでは、個人・企業ではなく都市として取り組み、新規開発される住宅地域には、紫色のリサイクル水のパイプが敷設され、既に1万9千世帯で年間220億リットルのリサイクル水を使っているし、近々供給先も3万6千世帯に増えるらしい。

最近はニュースにもならず、八つ場ダムがどうなっているのか分からないけど、国全体として治水を考えるなら、ダムの建設中止の後には具体案が出て来ないとおかしいんじゃない?!


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