2010-09-06

変な党首選挙

シドニーに帰ってきて、久しぶりにNHKニュースを見ていると、ここ数日のトップニュースは民主党の党首選挙。

いくら与党とは言え、党首選の街頭立会い演説会をする?
それも全国各所で。
言ってみれば、この党首選に勝った方が日本の総理大臣になってしまうだろうから、総裁選挙と言っても間違いでは無いはず。

それにしても、6月8日に菅首相が誕生してから、まだ3ヶ月足らず。
3ヶ月前に選ばれた自党党首の菅氏や自党の政権を頭から否定している小沢氏の発言は、もう同一党内とは思えないような内容。
そもそも、一般国民には投票権が無いのに街頭演説会なんて単なるパフォーマンスみたいだし、党内でのけなし合いは党員の前だけでやって貰えば十分!!
こんな党内で意見が大きく割れている政党に日本の政治を任せて大丈夫なんだろうか?

2人とも、政治生命をかけて雇用を増やします。政治生命かけてマニフェストを実現します。
と言って、WhatはあってもHowが全く無い。
鳩山政権時から、一生懸命やっています。は聞いていても、どうやって実現させようとしようとしているのか聞いたことが無い。

首相のくせに、日本の産業構造を理解していないのか、今の円高を止めない限り、輸出依存の多くの大手日本企業は、生産を海外に移し日本国内の生産を減らすだろうし、中小の部品メーカーも注文が減り、国内の雇用は減る事はあっても増える事はありえない。

国民の為、日本国の為、と言いながら国会議員の1番の興味は自身の保身であって、将来を考えたら有権者の批判を受けても長い物に巻かれていた方が得だと思っているのか。。。
世論や地方組織では菅氏が大きく優勢なのに、国会議員の大半が小沢氏を慕っていて優勢だと言うし。。。

8日後には、とうとう小沢政権が誕生してしまうのか?!


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