2010-02-18

セーフティ・カメラ

自動速度取締装置・・・英語ではSpeeding Camera。
日本で俗にいうオービス・・・要は、スピード違反車両の写真を撮って車の運転者に罰金を果たす。
オーストラリアの場合は、後方からの撮影もあるので、撮影された場合は車の所有者が自動的に違反者になるので、本人が運転していなかった場合は、所有者が運転者を申告しなければならない。

ちなみに、オーストラリアの運転免許を所持せずに、日本の国際免許で運転していた場合は、罰金は同額でも反則点は課せられません。

このSpeeding Cameraとは別に、オーストラリアではRed Light Cameraが設置されている交差点がある。
これは、スピード違反と同様に赤信号無視の車を撮影するもの。
オーストラリアの交通法規上は、赤信号に変わって0.2秒以内に交差点に侵入した場合は信号無視にならない。
それに、道路の制限速度が高いのもあるけど、日本に比べて黄色の時間が長いから、その気になれば黄信号で突破する事は可能。
しかし、シドニーの98%の車は黄色になったら減速して止まる・・・日本のように50%が突破を試みるのとは大違い。

日本からシドニーに転勤して来た人が、そんなカメラがある事を知らずに、毎日の学校の送迎で度々日本風の信号突破を試みて、違反通知書類が毎日のように自宅に送られて来ていたけど、何の違反かの意味も分からずに放置しておいたら電話がかかってきて呼び出された・・・という話もある。

今月発表されたSafety Cameraは、Red LightにSpeedingの機能を加えた物。
この新しいカメラによって、黄色だからとスピードを上げて交差点を突破しようとすると、スピード違反で捕まってしまう・・・何とも困った代物!! 
もう、黄色が見えたらおとなしく止まるしかない。
この新しいカメラの前には、この新しい標識が設置される事に。

1988年から導入されているアナログ式のRed Light Cameraを順次新型のデジタル式Safety Cameraに置き換えるらしい。
当初は、シドニー近郊50ヶ所に導入され、4年間で200ヶ所に導入される見込み。

シドニーにお住まいの皆様へ。
最初の50台はここに導入されます。ここを通過する時は、スクールゾーン同様、ゆっくり走り信号に従って素直に止まりましょう!!

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