31日の晩に成田で起きたAirNZのB772の離陸中止は、2本の主脚のタイヤ12本が全部パンクするほどの急制動。
ちなみに、6輪の主脚を持つ旅客機は、ボーイングではB777だけ。(B747ジャンボは、4輪だけど4脚)
成田からオークランドまで約9,000km・・・10時間以上飛行できる燃料を積んだ数百トンの機体が、時速200kmになろうとしているのを止めるんだから仕方ないと言えばそれまで。
もし、空港内で止まらなかったら、1996年の福岡空港のガルーダの離陸中止失敗ような大惨事になってしまう。
でも、今回は無事に止まってくれてメデタシメデタシ・・・さすがに4000mの滑走路。こんな時に役に立つ!!
NZのB772のビジネスクラスは、進行方向に対して45°の角度が付いている。
通常の離着陸でも前後ではなく、身体に斜めに圧力がかかるから違和感があったのに、こんな予期しない急ブレーキでも隣の席の壁に当たったりしなかったんだろうか?
怪我人の話がニュースに載って来ないから大丈夫だったんだろうけど、最近のビジネスクラスはシートを効率良くフラットにする為に、斜めにしたり後ろ向きにしたり・・・イザという時に問題にならなければ良いけど!
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